心が繊細な人が仕事のミスを隠すとどうなる?
仕事でミスをすると、とっても焦りますよね。
そして、上司へのミスの報告が、かなり気が重いです。
そうすると、ミスを隠したくなるときもある。
では、実際にミスを隠すとどうなるのか?
特に、繊細で心が敏感な人がミスを隠す場合はどうなのか?
これらについて、経験をもとにお伝えします。
仕事のミスを隠して罪悪感
繊細な人が、仕事のミスを隠すとどうなるのか?
おそらく大抵の人は、ミスを隠したことがバレないか?ドキドキすると思います。
でもそれよりも、繊細な人は、仕事のミスを隠したことによる「罪悪感」でいっぱいになります。
「仕事のミスを、正直に話さなかった自分はダメな人間」
「ミスしたことよりも、失敗を隠したことの方が恥ずかしい」
このように、罪悪感で押しつぶされそうになるんですよね。
そして、この日の出来事を、何年たっても忘れられなくなります。
仕事のミスを隠してバレたら?
そして次に、仕事のミスを隠したことが、バレた場合のことを考えてしまいます。
もしミスがばれたら、仕事のミスを知らないふりしようか?
仕事のミスをごまかそうか?
このように、いろいろ考えますが、結局のところバレてしまったときの恐怖は大きいです。
そして、まわりからの信頼を失って、「ミスを隠した人」というイメージがつきまとうんですよね。
そして、上司やまわりからの信頼を回復するには、おそらく何年も時間がかかります。
小さいミスを隠すのは?
ただ実際のところ、大きな仕事のミスであれば、上司に報告するしかありません。
仮に隠したとしても、バレる可能性が高いです。
だから、大きなミスを隠そうとする人はあまりいないと思います。
でも些細なミスであれば、隠そうと思ったことがある人は、意外と多いかもしれません。
ただ、ミスを隠せたと思っていても、意外とまわりにバレていることってあるんですよね。
というのも、同僚が小さいミスを隠しているところを、目撃したことがあるんです。
そのミスの内容は、伝票の送り漏れでした。
実は同僚は、こっそりと担当営業に電話をして、ミスのリカバリーをしていたんです。
ただ、そのミスをしたことを、上司に報告していなかったんですよね。
しかも、そのミスをしたのは2回目。
だから、本来なら、上司からも謝罪をした方がいいと思われる内容でした。
そんな同僚を見て、思ってしまったんです。
正直なところ、その同僚に対して何だか複雑な気持ちになってしまいました。
2回目のミスだし、上司に報告しづらかったのはわかる。
でも、そこは報告をすべきところでは…?と思ってしまったんです。
ただ、このことは誰にも言っていません。
私の勘違いかもしれないし、何も問題は起きなかったので、ミスをした同僚にも確認していません。
でも、私のなかでその同僚は「ミスを隠した人?」というイメージがついてしまいました。
ただ、はっきりとした確証はないので、その同僚への態度を変えたりはしてません。
でも心のどこかで、その同僚のことを「ミスを隠す人?」と思っている自分がいます。
そうなんですよね。
だから、どれだけ上手くミスを隠せたと思っても、誰がどこで見ているかわかりません。
自分では気づいていなくても、ミスを隠したことがバレている可能性は、常にあります。
そう思うと、こんな怖い状況になるくらいなら、ミスを素直に報告する方がよっぽどいいですよね。
ミスをしたことで、上司からの評価は下がるかもしれません。
でも、同僚からひっそりと「ミスを隠した人」と思われるよりはマシです。
このように見ていくと、繊細で心が敏感な人は、仕事の大きなミスはもちろん、小さいミスであっても素直に報告する方が身のためです。
ミスを隠した罪悪感、「ミスを隠した人」と同僚から思われているかもしれない恐怖。
これらを思うと、ミスを上司に報告する方が、心の安定に繋がります。
ただ、小さいミスであれば、意外と上司は何も言わないかもしれません。
「次からは気をつて」と言うくらいで、評価が下ることはないかもしれませんよね。
それに小さなミスを報告する姿は、同僚から見ると「誠実に仕事をしている」と好印象かもしれません。
いずれにしても、繊細な人にとっては、真っすぐな道を選ぶ方が心の安定になる。
そのことが言えそうですね。
心が繊細な人が仕事のミスを隠すとどうなる?―おわりに―
私の場合ですが、仕事のミスに関してではなくても、「罪悪感」というのはけっこう引きずります。
「あのとき○○しとけば良かった」という感情って何年も覚えているんですよね。
ふっとしたときに記憶が蘇って、心が苦しくなります。
このことを思っても、仕事のミスは隠さない方がいいのかなと思います。
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