HSC子育て

【HSCの友達関係】小学生が誘いを受けた時の上手い断り方

小学2年生の娘は、週に2回、わが家で友達と遊んでいます。

 

1年生の頃から、友達が遊びに来る月曜日と水曜日はとても楽しみにしていました。

 

そんな娘が、ある時「水曜日が一番嫌い、次に嫌いなのが月曜日。」と言いました。

 

特にお友達とトラブルがあったわけではないし、意地悪をされたり、仲間外れにされたわけでもありません。

 

楽しく遊んでいるように見えるのに、友達と遊ぶ日がしんどいようです。

 

 

この言葉を聞いて、正直なところHSPの私は「何となく気持ちが分かるな」と思いました。

 

なぜなら私も小学生の頃、友達と遊ぶのがしんどく感じていた時があったからです。

 

HSCの娘が「友達と遊ぶ日が一番嫌い」と言ったのはなぜか?

 

そして、相手を傷つけずに遊びを断るにはどうしたら良いか?

 

について、わが家の場合をお話します。

 

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小2HSC娘の友達関係ってどんなの?

HSCである小学2年生の娘は、人見知りで内気な性格です。

 

 

だから、友達は少ない方かなと思ったんですけど、それが意外と友達がいるようです。

 

少し前までは、友達と遊ぶのが好きで、できるだけ友達と遊びたい、という感じだったのですが、

 

小2の夏頃から少し変化が出てきました。

 

HSCの小2娘
HSCの小2娘
・○○ちゃん、わがままだから嫌だ
・(友達と遊んだ後) 疲れた、眠い

 

 

など言うようになったんです。

 

 

それまでは、ただただ「遊ぶのが楽しい」、という感じだったのですが、

 

「気疲れする」という様子が見られるようになりました。

 

 

そういえば、担任の先生が懇談会で、

 

担任の先生
担任の先生
小2頃だと、まだ「友達と仲良くするにはどうしたら良いか」を学んでいる途中です。

 

 

とおっしゃっていました。

 

 

子供たちの様子を見ると、本当にそうだなぁと思います。

 

 

まだまだワガママを言い合いますが、優しさも見られる。

 

 

でも気分にも左右されるし、気が合う・合わない、というのも見られる。

 

 

しかし、今まで、ワガママばっかりだった子が「譲る」ようにもなった。

 

 

今まで自分の気持ちを言えなかった子が言えるようになった。

 

 

このように成長を感じられる場面も、見られるようになりました。

 

 

ただ、娘とお友達の様子を見ていると、あることに気づいたんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
ん・・・?これって「マウンティング」・・・?

 

まだ幼いと思っていた娘達ですが、小学2年生で、すでに所謂「マウンティング」をしているように感じたんです。

 

 

まだ、はっきりと「誰かが誰かを見下している」という事はありませんが、なんとなーく感じるんですよね。

 

 

ぷーこ
ぷーこ
・○○ちゃん、優越感を感じて○○ちゃんにだけ強気だな。
・○○ちゃんの言葉にはみんな反応が薄いな…
・○○ちゃんがいると、みんな元気だな。

 

私がHSPで敏感に感じ過ぎているだけかもしれません。

 

でも感覚的に、感じるんですよね、女子特有の空気を…。

 

 

そして思ったんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
そりゃあ、疲れるよ、友達と遊ぶの・・・

 

HSPの私は、女子特有の空気が苦手です。

 

 

そして「マウンティング」する人も苦手です。

 

 

「気遣い」で息苦しくなります。

 

 

HSCの娘は、私と性格が似ているので、私と同じように、「女子特有の空気」や「マウンティング」が嫌で、

 

友達と遊ぶのがしんどくなったのかなと思います。

 

 

もちろん娘から、はっきりそう言われたわけではないのですが、「友達への気遣い」や「気が張る」状況が、

 

HSCの娘にとっては、しんどいだろうなと思います。

 

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小2HSC娘が誘いを受けた時の上手い断り方って?

HSPの私は、昔から「友達と遊ぶ」ということをできるだけ避けてきました。

 

 

たとえば、学校や職場で、仲間と楽しくしゃべるのは好きなんです。

 

 

でも「約束をして外で遊ぶ」となると、気疲れするので、誘われたら「行きたくないな」とまず思ってしまいます。

 

 

ワガママな友達に振り回された苦い過去も影響していますが、友達と適度な距離がある方が性に合っています。

 

ぷーこ
ぷーこ
毎日連絡を取ったり、何でも相談し合う、という関係は私にはしんどいです。

 

 

おそらくHSCの娘も私と一緒です。

 

 

「リラックスできる1人の時間」が大切。

 

 

だから、無理をせず「放課後の友達の遊びの誘いを断る」ということも必要になってきます。

 

 

ただ、娘は友達が嫌いなわけではないですし、遊んでいて楽しい時もたくさんあります。

 

 

友達は好きだけれど、近すぎる距離感はしんどいのです。

 

 

だから、遊びの誘いを断る時に、相手を傷つけるような事はしたくないんですよね。

 

 

いやそもそも、遊ぶことを楽しみにしている友達に「今日は遊べない」と言えないんですが…。

 

 

このような状況なので、うちでは「お母さんの事情で遊べない」ということにしています。

 

 

娘が友達と遊ぶ場合、わが家で遊ぶことがほとんどなので、

 

  • お母さんがしんどいから遊べない
  • お母さんが仕事するから遊べない
  • お母さんが用事があるから遊べない

 

と言っています。

 

 

しかも娘からではなく、母親である私から娘の友達に言ってるんですよね。

 

 

できれば娘から言ってくれたら…と思いますが、HSCの娘にとっては、

 

「お母さんがしんどいから、今日は遊べない」というのも、精神的な負担が大きいようです。

 

 

ただ、私から娘の友達に「今日は遊べない」というと、「えー、仕事の邪魔しないから遊びたい」など、

 

素直に「うん」と言ってくれない時も多々あります。

 

 

「しんどい」と言っても、「遊びたいー」と引き下がってくれなくて困ったこともあります。

 

 

もちろん、どれだけ「遊びたい」と言われても、「今日は本当に無理なの」と言って断りますが、

 

「また今度遊ぼう」と言うと大抵はまるく収まります。

 

 

でも繊細で心が敏感な娘が、自分で誘いを断ると、

 

HSC娘
HSC娘
今日はお母さんが仕事だから遊べない。

 

友達
友達
嫌だ、遊ぼうよ。

 

HSC娘
HSC娘
・・・・・・・・・・・・・
(どうしよう。何でそんな事言うの?)
(○○ちゃん、遊びたいならしょうがないかな。)
(○○ちゃん、嫌な思いしたかな。)
(○○ちゃんに嫌われたらどうしよう。)

 

 

など、いろいろ考え過ぎて、何も答えれなくなります。

 

 

だから、「お母さんの事情」「お母さんから友達に」誘いを断っています。

 

 

そうすると、娘としては本音はさて置き、「遊びたいけど、お母さんのせいで遊べない」という立場に立てます

 

 

つまり「友達と関係が悪くなる」という心配はなくなるんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
ここまで親が考えてする必要あるのかな?
甘やかしすぎ?過保護?

 

 

と思うのですが、友達との距離が近すぎて、友達と遊ぶのが嫌いになってしまった自分の経験を思うと、

 

つい娘へ手助けしてしまっています。

 

 

娘には私のように、

 

  • 友達と遊ぶ=嫌だ、断りたい

 

 

と反射的に思うのではなく、

 

  • 友達と遊ぶ=楽しみ!遊びたい!

 

 

と思って欲しいんですよね。

 

 

それに、「友達と遊ぶ=嫌だ、断りたい」と思ってしまうのって、とても虚しい気持ちになります。

 

 

どれだけ大切な友達に対しても、そう感じてしまうので、「私って冷たい人間だな」と感じてしまうんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
それは悲しいですよね。

 

 

だから、ついつい娘に手を差し伸べすぎている…のかもしれません。

 

 

でも、わが家ではこうやってHSC娘と向き合っています。

 

 

この対応が正しいのか?正しくないのか?は分かりませんが、楽しく過ごすことができている。

 

 

だから正解は分からないけど、うちでは「良し」としています。

 

HSCの友達関係…遊ぶのがしんどい時 相手を傷つけない断り方は?―おわりに―

私が子供の頃の友達はとてもワガママでした。

 

「遊べない」と断っても遊びに誘いに来たり、学校で「トイレに付いて来て」と私には必ず言うくせに、

 

私が「トイレ付いて来て」と言うと、「さっき言ったから行かない」と断わってきたり…。

 

まぁ、反論できなかった私が悪いのですが、そんな友達がいたので、「友達と遊ぶ」というのが、

 

「苦痛だ」と刷り込まれている気もします。

 

「ワガママな友達」と「断れない自分」。

 

思い出すだけで苦しいです。

 

だから娘には、友達と楽しい時間を過ごして欲しいと思います。

   HSC子育て   2

コメントは2件です

  1. あかつき より:

    はじめまして、あかつきと申します。
    いつも読ませてもらっています。
    私もHSPで、娘が一人います。娘はHSPではないように見えますが私がかなり重いHSPなので娘はかなり軽いHSPかもしれません。
    毎回、「私と同じような人がいるんだ」と共感しながら読ませてもらっています。私も学生の頃は友達と遊ぶのが「楽しみだな」とは思えない子供でした。学校で十分話しているのに家に帰ってまでも一緒にいるのはやはり気疲れし疲れてしまっていました。でも友達のことは好きですし大切に思っています。今は大人なので友人と会うのも数か月に一度になり逆に友人と会うのが少し楽しみになっています。
    自分がつらい子供時代を過ごしてきたので娘には楽しい人生を歩んでほしいという思いが強くやはり過保護なくらい道端の石ころを拾いながら育てています。

    • hsppu-ko より:

      あかつきさん
      コメントありがとうございます。
      同じ気持ちの方がいて嬉しく思います。友人との距離感って大事ですよね。私は両親とも、ある程度の距離感が必要に思います。
      うちは、私と娘の性格が本当に似ていて、「自分だったらこうして欲しいな」ということを、娘に対してしている気がします。私の子育ての目標は「娘が人生は楽しいものだと感じれること」です。私のように「人生は苦しいことばかり」と感じて欲しくないです。過保護かもしれないけど、それは娘なりのペースだと思って、娘を見守っています。(たまにワガママに育ったらどうしようと不安になりますが…)

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プロフィール

こんにちは、ぷーこです。
HSP(Highly sensitive person、とても繊細な人)という気質で、生きづらさを感じながらも、何とか生きています。HSPだと、学生時代、仕事、結婚・出産、PTA役員、ママ友など、いろいろと大変なことがありますよね。
ママ友などまわりの人には聞けない「HSPならではの生きづらさ」について、HSPの視点で発信しています。

また「HSPの心の中」や「HSPの物事の感じ方」についても同時にお伝えしています。「HSPの気持ちがわからない」という方にお届けできればうれしいです。

夫(HSP)と娘(小学生・HSC)の3人家族。
フルタイム共働きを経て、今は退職してHSC子育てに奮闘中です。

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