付き添い登校に疲れて限界を感じたときはどうしたらいい?
付き添い登校に疲れた。
周囲から、どう思われているのか気になる。
子供の付き添い登校をしていると、そう思うことってありますよね。
実は私も、小学生の子供の付き添い登校をしています。
だから、いろいろ複雑な気持ちになることが、とても理解できます。
そこで、これまでの経験をもとに、
- 付き添い登校に疲れて限界を感じたときは、どうしたらいいか?
について、これまでの経験をもとにお伝えします。
目次
付き添い登校に疲れて限界を感じたときはどうしたらいい?
子供の付き添い登校に疲れた。
そのようなときは、どうしたらいいか?
体調が悪いことにして付き添わない
まずは、子供に「体調が悪いから」と言って付き添わない、というのも方法です。
子供の付き添い登校をしていると、体調が悪くて、行くのがしんどいときってありますよね。
ただ実際のところ、多少の体調不良なら、付いていくと思います。
でも身体の調子が悪いときや、気持ちが沈んでつらいとき。
子供に「体調が悪いから、付き添いができない」というのも方法です。
そうすると、子供は学校を休むかもしれませんが、それでもいいと思うんですよね。
付き添い登校は長期戦になるので、適度に休むことが大切です。
ただそうすると、罪悪感を覚えてしまうかもしれません。
でも、親だって休むことが必要ですし、自分の心と身体を守ることは大切です。
だから、付き添い登校に限界を感じたら、「今日は体調が悪いから行けない」と言う。
それも1つの方法ですよ。
家に帰ってからの楽しみを作る
また、家に帰ってからの楽しみを作っておく、というのも手です。
付き添い登校から帰ってきたときって、けっこう疲れていますよね。
だから、せめて家に帰ってからはリラックスできるように、なにか楽しみを作っておきます。
たとえば、好きなお菓子を用意したり、ダラダラする時間を確保しておいたり。
とにかく、自分にとって「楽しい」とか「気が楽になる」ということを、用意しておくんです。
そうすると、付き添い登校の疲れが、和らぎますよ。
プラスの面を見つける
また、プラスの面を見つける、というのも方法です。
たとえば、付き添い登校をすると、運動になりますよね。
それにクラスの雰囲気がわかったり、先生がどのような人かわかったり。
さらには、先生とよく会うので、ちょっとした質問もしやすかったりします。
そのため、付き添い登校に疲れたときは、プラスの面を見つけてみる。
そうすると、少しは気が楽になりますよ。
スクールカウンセラーに相談する
また、スクールカウンセラーに相談するのも方法です。
やはり、しんどい気持ちは外に吐き出す。
誰かにつらい気持ちを聞いてもらったら、少しは楽になります。
そのため、スクールカウンセラーに相談してみる。
そのようにするのも方法です。
付き添い登校は誰だって疲れる
付き添い登校に疲れた。
付き添い登校をするのが限界だ。
そのように感じると、ちょっと罪悪感を覚えることがあるかもしれません。
実は私も、子供の付き添い登校をしていて、「ちょっと疲れたな」と感じたときがあったんです。
でも、子供を教室まで送り、帰りは下駄箱のところまで迎えに行っただけで、
どうしてこんなに疲れるのか?
自分が怠け者だからか?
「疲れた」と思うなんて、甘えなのか?
このように、いろいろ考えました。
実は私は、もともと子供好きで、子供の友達ともけっこう話します。
それにPTAの役員を2年していたので、学校に行くこと自体も慣れていたんですよね。
だから、初めは付き添い登校も、たいした負担ではありませんでした。
でも、子供が高学年になり、だんだん付き添い登校がしんどく思うようになったんです。
というのも、小学生も高学年になると、いろいろ人間関係が複雑になります。
そのため、子供の複雑な人間関係を見るのが、疲れてきたんです。
ただ、そうとはいっても子供のことなので、「たいしたことないはず」と思っていました。
でも、だんだん疲れてきたんですよね。
そして、付き添い登校が「大変だ」と思うようになりました。
もちろん、人それぞれ事情が違うので、付き添い登校をどう感じるかはわかりません。
でも、「付き添い登校に疲れた」とか、「付き添い登校が限界だ」と思っても、
罪悪感を覚える必要はないと思うんです。
経験した人にしかわからない大変さってありますし、みんな状況が違います。
だから、付き添い登校に疲れたら休む。
子供の健康と同じくらい、自分の健康にも気を遣う。
このようにすると、いいのかなと思います。
「付き添い登校は過保護」と思われていないか不安なときの心の持ち方って?
また、付き添い登校をしていると、過保護と思われるのではないか?
そう不安になることってありますよね。
これに関しては、次のように考えると不安が和らぎます。
- 仮に過保護でも、責任をとるのは親である
- 付き添い登校をすることで、防犯に役立っている
- 付き添い登校をすることで、交通安全につながっている
たとえば、誰かから「過保護だ」と言われて、子供に1人で登校するように言ったら。
もしかしたら、体調を崩すかもしれませんよね。
そしてそうなった場合、「過保護だ」と言った人は、責任をとってくれません。
そのため、「過保護だ」という人の話を聞く必要はないです。
そして、付き添い登校をしていると、「大人の目」が増えるので、防犯になると思うんですよね。
子供だけで登校しているよりは、安全性が高まっているはずです。
それに、車が来たときや、自転車にぶつかりそうな子がいたら。
おそらく「危ないよ」と声をかけると思います。
そのため、付き添い登校で大人がいることで、交通安全にもつながっているはずです。
そう考えると正直なところ、付き添い登校をしていることに、ちょっと感謝してほしいぐらいです。
だから、周囲から「過保護だ」と思われるのではないか?
そう不安になっても、気にする必要はないです。
事情を知らない人の意見を、そのまま受け取る必要はないですよ。
付き添い登校に疲れて限界を感じたときはどうしたらいい?―おわりに―
私の娘は、小1の途中から付き添い登校をし、2年生の頃は1人で登校していました。
そして小3の2学期から不登校になり、小3の終わりから5年生まで、付き添い登校をしています。
また6年生になっても、付き添い登校をする予定です。
中学になるどうなるか?まだわかりませんが、長期戦になりそうです。
だから、少しずつ自分を癒しながら、進めていこうと思います。
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