恥ずかしがり屋で挨拶ができない子供が挨拶をできるようになった経緯は?
うちの小2の娘は、人見知りで内向的で内弁慶です。
そして恥ずかしがり屋で心配性なので、「挨拶」がなかなかできませんでした。
娘の友達のお母さんに、「おはよう」とか「バイバイ」と言われても、
何も言えず固まっていたんですよね。
ただ、保育園の年中さん頃までは、「まだ仕方がないかな」と思っていたんです。
でも、年長さんや小学生になってからも言えなかったので、「そろそろ挨拶ができないとな・・」と、親として焦っていました。
しかし、娘が小学2年生になった夏ごろ、突然、挨拶ができるようになったんです。
そこで、恥ずかしがり屋の娘が、挨拶ができるようになった経緯をお話します。
恥ずかしがり屋で挨拶ができない子供
うちの娘は、10ヶ月頃から保育園に通っていました。
とても人見知りで場所見知りだったので、保育園に慣れるまで相当の時間がかかりました。
「保育園が楽しい」と言うようになったのは、年中の後半からだったし、クラスの発表会でも恥ずかしくてなかなか動けなかったし、年長になっても先生に自分の思いを伝えることができませんでした。
そして、娘は、些細なことでも怖がったり、不安になったり、緊張したりします。
1㎜ほどの小さな虫を、「キャー怖い」と言う娘なので、こちらとしては、「そんな小さな虫が怖いの?」と思ってしまいます。
でも、娘にとっては、1㎜ほどの虫も怖いものは怖いのです。
このような娘なので、友達のお母さんなどの大人に、「挨拶をする」ということは、とてもハードルの高いことだったようです。
でも、娘にとっては、大舞台で挨拶をするくらい、緊張をして恥ずかしいことなんですよね。
私も小さい頃は恥ずかしがり屋だったので、娘の気持ちはよく分かります。
子供が挨拶をできるようになった経緯は?
だから、今まで娘が挨拶をできなくても、「何で挨拶できないの!」と怒ったことも責めたこともありません。
そして、無理に「挨拶の練習をしよう」なども言ったことがありません。
もし、「挨拶をするのが面倒だから」などの理由で挨拶をしなかったら、怒っていたと思います。
「挨拶をするとお互いに気持ちいいよね」など言ったと思うんですよね。
でも内向的な娘の場合、挨拶をした方が良いのは分かるけど、恥ずかしくてできない。
そんな娘に、「挨拶をするとお互いに気持ちいいよね」と言っても、プレッシャーになるだけだと思いました。
だから、
娘はなかなか声に出して挨拶をすることはできませんでしたが、お辞儀をすることはできました。
だから、言葉は母親の私が言って、娘はお辞儀をしていました。
ありがとうございました。
と、娘が挨拶の言葉を言わないのは、恥ずかしがり屋だと軽く説明をして、娘はお辞儀だけ、たまに口パク(!?)で挨拶を言いながら・・・こんな状態を、娘が小学2年生になる頃まで続けていました。
とは思っていました。
でも、無理をすると、娘が挨拶をすること自体を嫌いになってしまうと思ったので、気長に見守っていました。
すると、娘が小2の夏ごろ、急に挨拶が言えるようになったんです。
それどころか、「何年生?」と聞かれた時に、「2年生」と答えることができたんですよね。
その姿を見た時、
娘が挨拶ができるように、何か特別なことはしていません。
ただ娘自身が、小学校に通って、集団生活を送っていくなかで、成長をしていき、自然と挨拶ができるようになったんです。
きっと、同い年のお友達が元気に挨拶をしている姿を見たり、何かをきっかけに自分に自信をつけたり、「挨拶をすること」とは直接には関係のない面が影響をし、娘は挨拶をすることができるようになったんだと思います。
母親の私が、変に焦って「そろそろ挨拶ぐらいできた方が良いんじゃない?」とか、「みんな挨拶できてるよ」など、娘に言わなくて本当に良かったです。
正直なところ、親の立場では、ついそのような言葉が出そうになることもあったんですよね。
でも、傷つきやすい娘なので、そのような言葉を言っていたら、まだ挨拶ができていなかったかもしれません。
内向的で繊細で心配性で内弁慶で、そんな娘に必要なのは、自信を持つこと。
そして親ができるのは、娘の成長を信じて見守ること。
そのことを強く感じた出来事でした。
恥ずかしがり屋で挨拶ができない子供が挨拶をできるようになった経緯は?―おわりに―
実は大人の私も、挨拶がそれほど得意ではありません。
スーパーや駅などで知り合いに会っても、疲れている時などは、気づかなかったフリをしてしまう時もあります。
そして休日に職場の人に会った時は、妙に緊張して、挨拶しようか迷う時もあります。
母親の私がこんな状態なのに、娘に「挨拶ができるようになって欲しい」と思っていたなんて、よく考えるとおかしいですね。
娘も私も、お互いに自分のペースで、挨拶をできたら、と思いました。
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