HSC子育て

しんどいと言えない!困っていることを伝えられない子供にどう対応する?

この間、病気が流行っているため、娘の小学校から、登校前に体温を計ってくるように連絡がありました。

 

そのことを娘に伝えると、

 

小2娘
小2娘
「しんどい」って言えない子は助かるね。

 

と言いました。

 

これを聞いて、「どういうことだろう?」と思ったので娘に聞いてみると、「しんどいけど、しんどいって言えない子がいる」という返事だったんです。

 

娘もそうなのか聞いてみると、「私もしんどい時にしんどいと言えない」と答えました。

 

ぷーこ
ぷーこ
そんな風に思っているなんて知らなかった・・・

 

内向的で恥ずかしがり屋の娘は、外ではあまりしゃべりませんが、家ではよくしゃべるので、何でも気にせず言っていると思ったんですよね。

 

だから、少し予想外で衝撃だったんです。

 

 

そこで、その時の経験をもとに、

 

  • しんどいのにしんどいと言えないのはなぜか?
  • 困っていることを伝えれない子供に、どう対応したらいいか?

 

についてお伝えします。

 

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しんどいと言えない小2娘…その原因は?

まず娘に聞いてみました。

 

ぷーこ
ぷーこ
どうして「しんどい」って言えないの?

 

小2娘
小2娘
何となく・・・

 

ぷーこ
ぷーこ
どういう時に言えないの?

 

小2娘
小2娘
学校に行く時とか・・・

 

まだ小学2年生の娘は、しんどい時にしんどいと言えない理由を、はっきりとは分からないようでした。

 

 

でも、学校に行く時に「しんどい」と言えないということは、『学校に行きたくないから「しんどい」と言っている』と思われるかもしれない。

 

そう思っているのかと思いました。

 

 

本当にしんどいのに「仮病」と思われたら嫌ですよね。

 

まだ8歳の娘は、自分でもそうはっきりと自覚はしていないと思いますが、そのような気持ちもあると思います。

 

また、

 

「しんどいって言っていいのかな」

「学校に行かないといけないのに、しんどいって言えない」

 

などもっと単純な心理もあると思います。

 

ぷーこ
ぷーこ
しんどいのにしんどいと言えないのは、ひと言では言い表せない複雑な心理。

 

 

そう言えば私自身も、辛い時に「辛い」と誰にも言えません。

 

言おうと思えば、家族や友人に言えると思います。

 

でも、何となく言えない。

 

「相手に迷惑かけるかも」とか、「何と思われるか」とか、いろいろ気になって言うのが面倒に感じるのかもしれません。

 

 

そして、そもそも助けを求めるのが苦手だし、助けの求め方も分からない。

 

簡単なことのようで、私にはとても難しいことです。

 

 

家族や友人が、そのことを聞けば、「遠慮せずに助けを求めたら良いのに」と言うと思います。

 

でも、それは絶対にできない。何となく・・・

 

ぷーこ
ぷーこ
きっと娘も同じような心理なのかも。

 

そう思いました。

 

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困っていることを伝えられない子供にどう対応する?

しんどいのにしんどいと言えない娘のために、親としてどうしたら良いか―。

 

分からなかったので、娘に、

 

ぷーこ
ぷーこ
しんどかったら言っていいからね。

 

と言いました。すると、

 

小2娘
小2娘
う…ん、言えない。

 

そう言いました。そこで、

 

ぷーこ
ぷーこ
お母さんは、しんどい時はしんどいって言うよ。

 

というと、娘は、

 

小2娘
小2娘
・・・・・(ニヤリ)

 

何も返事はなかったですが、娘はニヤリと笑ったんですよね。

 

この娘の様子から、少しは「しんどい」と言いやすくなったんじゃないかと思います。

 

 

ただ母親の私には、これからどんどん言いにくいことが増えてくると思います。

 

だから、娘が「どんなことでも言いやすい環境を作る必要がある」と感じました。

 

 

そこで、次のようにしてみようと思いつきました。

 

 

  • お母さんだって「しんどい」と言ったり、「愚痴」を言ったりする

 

立派すぎるお母さんに、自分のダメな部分をさらけ出すことは難しいと思うんです。

 

というのも、私の母親が、とても真面目で正義感が強いので、私は愚痴を言ったり「部活をサボりたい」など言ったりすることはできませんでした。

 

 

だから娘には、大人でも「しんどい」と言うし、愚痴も言う。

 

情けない時もあると知ってもらい、娘もそのようなことを言っていい、と分かってもらおうと思いました。

 

 

  • 娘の気持ちを否定しない

 

やはり、このことが一番大事だと思います。

 

繊細な娘なので、少しでも否定するようなことを言うと、深く傷つきます。

 

そして、次からは何も言わなくなるので、娘の言うことを否定しないでおこうと思いました。

 

 

  • 娘の様子をよく見て、しんどそうなら「熱を計りなさい」「頭は痛くない?」など具体的に言う

 

次に、娘がしんどそうにしているとき、具体的に質問をすると娘も答えやすいと思いました。

 

自分からは「しんどい」と言いづらくても、細かく聞かれたら答えやすいと思うんですよね。

 

そのため「しんどいの?」と聞くのではなく、「頭が痛い?」「お腹が痛い?」など具体的に聞こうと思いました。

 

 

 

娘はとても甘えん坊です。

 

そして、家ではとても自由気ままに過ごしています。

 

だから、

 

ぷーこ
ぷーこ
娘に言いづらい言葉があるなんて、本当にビックリしました。

 

正直なところ、どうしたらいいか分からず、ちょっと戸惑いもしたんですよね。

 

 

でもそんな娘が、これから生きていく上で、「何でも安心して話せる相手」が必要だと気づけて良かったと思います。

 

 

それが、友達でも家族でも、誰でもいいと思いますが、まだ小学2年生の娘なので、今は母親の私がその存在になれたらと思います。

 

 

まだまだ未熟な母親ですが、少しでも娘の力になれるように、私も成長していきます。

 

 

しんどいと言えない!困っていることを伝えられない子供にどう対応する?―おわりに―

私が体調が悪くて「しんどい」と言って寝た時、娘に「しんどいって言えていいな」と言われました。

 

まさかそんな風に言われると思ず、ビックリしたんですよね。

 

大人である私も、数十年前は子供だったのに、子供頃の感覚を忘れてしまっています。

 

だから、娘の気持ちは分かっている、と過信するのはよくないなと思いました。

 

私は、娘と性格がとても似ているので、娘の気持ちを分かった風に思ってしまいます。

 

でも大人と子供では、感覚が違うので、理解できていない部分もあると自覚しないとな、と思いました。

 

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プロフィール

こんにちは、ぷーこです。
HSP(Highly sensitive person、とても繊細な人)という気質で、生きづらさを感じながらも、何とか生きています。HSPだと、学生時代、仕事、結婚・出産、PTA役員、ママ友など、いろいろと大変なことがありますよね。
ママ友などまわりの人には聞けない「HSPならではの生きづらさ」について、HSPの視点で発信しています。

また「HSPの心の中」や「HSPの物事の感じ方」についても同時にお伝えしています。「HSPの気持ちがわからない」という方にお届けできればうれしいです。

夫(HSP)と娘(小学生・HSC)の3人家族。
フルタイム共働きを経て、今は退職してHSC子育てに奮闘中です。

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