HSPは人と暮らせない?快適に暮らせる相手はどんな人?

HSPは繊細な性格なので、人と暮らすのは難しいと感じるかもしれません。
確かにHSPは人といると疲れたり、1人の時間が必要だったり、誰かと一緒に暮らすとしんどい思いをすることもあると思います。
私はそんなHSPですが、実のところ家では快適に過ごせています。
夫と子供の3人暮らしなのですが、2人がある性格だから快適に過ごせているんですよね。
でも、もし夫と子供が違う性格だったら、一緒に暮らすのはしんどいと感じていたかもしれません。
そこで、HSPは人と暮らせないのか?どのような相手だったら快適に過ごせるのか?を経験をもとにお伝えします。
HSPは人といると疲れる
HSPは、人といるととにかく疲れます。

だから1人暮らしをしたら、気楽で楽しいだろうなと思います。

誰にも気を遣わず、好きなように過ごすことができて、誰にも何も言われない。
そんな1人暮らしを想像するだけでワクワクするので、人と会うと疲れてしまうHSPは1人暮らしに向いている気がします。
HSPは人と暮らせない?
そう思うと、HSPは人と暮らせないのかな?なんて思ってしまいますよね。
人と暮らすと、家族であっても気を遣いますし、あれこれ言われるので自由に過ごすのも難しいです。
実のところ、私は実家で暮らしていた時は、とても息苦しく感じていました。

まだ子供だったので仕方ないですが、自由に過ごすことはできなかったし、家族に気を遣うこともあったので、あまりリラックスする時間を持てなかったんですよね。
それに両親は私の行動や表情から、「元気かな?」とか「何か変わった様子はないかな?」など観察していたと思うので、それをしんどく感じていました。

ただそれが、私にとっては息苦しいことでもあったんですよね。
だから、早く家を出たいと思う時もありました。
でも、実際のところ20歳くらいまでは「他人と暮らすなんて絶対に無理」とも思っていたんですよね。

だって好きな人と一緒に暮らすなんて、見られたくない姿もあるし、ずっと緊張して気を張っていないといけないし、想像するだけで無理だと思ったんです。
当時は自分はHSPだという自覚はありませんでしたが、人の目を気にし過ぎる性格だとは思っていたので、誰かと一緒に暮らすのは絶対に無理だと感じていました。
HSPが快適に暮らせる相手とは?
でも夫と知り合って、その考えが少しずつ変わったんです。
夫とは、とても気が合って何でも話せる間柄でした。

そして、何より夫もHSPだったんですよね。
ただ同じHSPでも、性別の違いかは分かりませんが、私の方がHSPの度合いが強いとは思います。
でも同じHSP同士なので、1人の時間が必要だったり、繊細な部分が一緒だったりするんです。
だから、夫とは一緒に暮らせるかもと思いました。

もちろん結婚して一緒に暮らし始めた頃は、「何で靴下置きっぱなしなの?」とか「また電気が付けっぱなしだ」などイライラすることもたくさんありました。

でも、お互いに相手の自由を尊重するところとか、落ち着いた暮らしをするところなど、自然と価値観が合っている部分があって、そういった面はかなり快適でした。

そして、しばらくして子供が産まれたのですが、HSP同士の子供だからか、子供もHSPだったんです。
そのせいか、子供と一緒に暮らしても全くと言って良いほどストレスがありません。
うちの子供は、よく「疲れた~」と言ってダラダラすることがあるのですが、同じHSPなのでそうしたくなる気持ちが分かるんですよね。

でも同じHSP同士なので、子供とも価値観が合ってストレスを感じないんです。

だから私の経験では、HSPの人はHSPの人と一緒に暮らしたら快適に暮らせるんじゃないかと思います。
もちろん、一緒に暮らしていくなかで、いろいろと工夫していくことは必要です。
でも、非HSPの人と暮らす時よりも、遥かにお互いを理解しやすいと思うんですよね。

それに、HSPだと外出をすると疲れてしまいますが、活動的な人は休日には外出をしたがるかもしれません。
このように、1つ1つの事がHSPと非HSPでは違ってくると思うんです。
もちろん非HSPの人でも活動的ではない人もいますし、1人で部屋にこもる事が好きな人もいると思います。
でも、HSPはその度合いが非HSPの人より大きいと思うので、なかなか理解が難しい気がするんですよね。
だから、HSPの人が快適に人と暮らすためには、同じ気質を持っているHSPの人と暮らすのが良いのかなと思います。

でもHSP同士の方が、無理なくお互いを理解し受け入れることができるのではないかと思います。
HSPは人と暮らせない?快適に暮らせる相手はどんな人?―おわりに―
HSPである娘と私の性格はとても似ています。
だからか、娘の気持ちが手に取るように分かる気がするんですよね。
娘がこれから私とおなじような場面で苦労するのかと思うと、母親としてはもちろん、HSPの先輩として娘が少しでも生きやすくなるように、何かできたらなと思います。
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