上司が言われて嬉しい言葉にはどのようなものがある?
職場では、上司といい関係を築いておきたい。
そのためには、上司が喜ぶような褒め言葉を知っておくといいです。
ただ、上司を褒めるのって難しいですよね。
言い方によっては、上から目線のようになってしまいます。
そこで、
- 上司が言われてうれしい言葉には何があるか?
について調査しましたので、これまでの経験も含めてお伝えします。
目次
上司を褒めるのは失礼?
上司が喜ぶような褒め言葉。
それって、なかなか難しいですよね。
というのも、褒めるって言い方に気を付けないと、上から目線のように感じてしまいます。
たとえば、
このような言葉。
よく耳にしますが、なんとなく上から目線のような気がします。
それは、そもそも「褒める」というのは「評価すること」なので、
目下の人が、目上の人を褒めること自体が間違っているようなんです。
そのため、上司を褒めたいときは、「評価を直接的に表わすような表現」を避けるといいようですよ。
上司が言われて嬉しい褒め言葉とは?
では具体的に、上司が言われて嬉しい言葉はどのようなものか?
「課長のように○○ができるようになりたいです」
まずは、「課長のように○○ができるようになりたいです」という言葉がいいです。
たとえば、
- 「課長のように、どんな時でも冷静な判断を下せるようになりたいです」
- 「課長のように誰に対しても、気遣いができるようになりたいです」
このように、具体的に伝えると、上司は喜びます。
そのため、上司を喜ばせたいときは、「課長のように○○になりたいです」と伝えるといいですよ。
「課長にいただいたアドバイスで問題が解決しました。勉強になりました。」
また、「課長にいただいたアドバイスで問題が解決しました」というのもいいです。
たとえば、何かトラブルを抱えていたときに、課長からアドバイスをもらった。
そのときに、「先日の○○の件、課長のおっしゃってた通り○○しましたら解決しました。ありがとうございました。とても勉強になりました。」
このように伝える。
そうすると、上司としては嬉しいはずです。
それに「勉強になった」ということは、「上司の仕事ぶりを尊敬する」「見習いたい」ということですよね。
そのため、上司からすると、かなり嬉しい言葉のはずですよ。
「おすすめいただいた○○は、素晴らしかったです」
また、「おすすめいただいた○○ですが、とても良かったです」と、上司のセンスを褒める。
そうすると、上司としては嬉しいはずです。
たとえば、
- 「おすすめいただいたお酒は、魚料理にぴったりあって美味しかったです」
- 「おすすめいただいた本は、○○が勉強になりました」
このように具体的に言うと、教えた側は「おすすめして良かった」と思いますよね。
そのため、上司に何かおすすめされたら、具体的な感想を伝える。
そして、さり気なく上司のセンスを褒める。
そうすると、上司はきっと喜びますよ。
「お似合いでいらっしゃいますね」
また、上司が身につけている物に対して、「お似合いでいらっしゃいますね」と伝えるのもいいです。
そしてさらに、「センスが良くていらっしゃるので、いつも素敵だなと思っていました」と伝えると、悪い気はしないはずです。
そのため、さり気なく「お似合いでいらっしゃいますね」と伝えるのも方法ですよ。
「○○素敵ですね」
また、「○○が素敵ですね」と伝えるのもいいです。
たとえば、
- 「山登りがご趣味なんて素敵ですね」
- 「ゴルフやテニスも、スポーツは何でもなさるなんて素敵ですね」
このように、「素敵ですね」と言われると、やっぱり嬉しいですよね。
そのため、上司の趣味に対して、「素敵ですね」と伝えるのも方法ですよ。
このように、上司を褒めるときは、直接的な言葉ではなく、間接的に褒める。
たとえば、感想を伝えたりお礼を言いながら伝えると、上司は喜びます。
そのため、上司を褒めるときは、「すごいです」ではなく「課長のおかげで解決しました」と伝える。
その方が、上司は嬉しい気持ちになりますよ。
上司が部下に求めるものは?
ではそもそも、上司が部下に求めるものは何か?
それを知っていれば、上司といい関係を築いてけますよね。
そこで次は、上司が部下に「こうしてほしい」と思っていることは何か?を見ていきます。
心を開いてほしい
まずは、上司は部下に「心を開いてほしい」と思っています。
上司からすると、心を閉ざした部下に接するのってしんどいですよね。
それに部下が心を開いてくれないと、普段の会話もしづらいですよね。
そのため、上司は部下に心を開いてほしい、と思っていますよ。
気を遣いすぎないでほしい
また、気を遣いすぎないでほしい、という思いもあるようです。
「心を開いてほしい」と似ていますが、気を遣いすぎる部下も、上司としてはしんどいようです。
やはり本音が見えないので、心の中で部下はどう思っているのか?
接し方に迷うようですよ。
やはり上下関係がはっきりしていても、気を遣われ過ぎるのはしんどいですよね。
そのため上司としては、部下に気を遣うだけでなく、本音も見せてほしいようです。
上司として敬ってほしい
また、「上司として敬ってほしい」という思いもあるようです。
やはり上司は長い間働いているので、いろいろなことを乗り越えてきています。
そのため、部下に尊敬されたり、「すごい」と思ってもらえたら嬉しいです。
もちろん、上司だって失敗はするし、判断を間違えることもあります。
でも、部下から尊敬され、頼りにされたい。
上司としては、そう思っているようですよ。
上司が言われて嬉しい褒め言葉にはどのようなものがある?―おわりに―
上司への褒め言葉って、その上司との関係性によって違ってきますよね。
たとえば、年齢が近く親しい間柄の上司だと、「さすがです!」と言うときもあると思います。
もちろん上司は目上の人なので、失礼のない言葉を選んだ方がいいと思いますが、
「さすがです!」と親しみを込めて言う方が、相手に響く場合もあるかもしれません。
そう思うと、言葉の選び方って難しいですよね。
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