職場で人に話しかけるのが怖い時どう乗り越える?

職場で人に話しかけるのが怖い―。
早く話し掛けないと仕事が進まないのに、なかなか勇気が出ない。
話し掛けないですむ別の方法を考えてみたけど、それ以外の方法はなさそう。
そんな時、どうやってこの怖い気持ちを乗り越えたら良いのか…?
内気で内向的な私なりの対処法をお伝えします。
職場で人に話しかけるのが怖い時にどう乗り越える?
職場で働いていたら、どうしても苦手な人・怖い人っていますよね。
そのような人とは、できるだけ関わらないようにしますが、どうしても話さなければならない時ってあると思います。

そして、どうにか苦手な人に聞かないですむ方法を必死に考えるんですよね。
苦手な人に聞くのではなく、別の人に聞いてみようか?
自分で調べたらどうにかならないか?
などなど。
でも、何をどう考えても、やっぱり苦手な人に話しかけなければならない…。そう結論に達した時、とてつもない不安と焦りが襲ってきます。
苦手な人に話しかける前に、別の仕事を終わらせようと思いますが、全く集中できず、頭は苦手な人に話しかけることでいっぱい。
あー嫌だな。
どうにかならないかな。
誰か代わりに聞いてくれないかな。
と思いますが、
苦手な人に嫌な顔をされないように、もう一度質問することを確認しておこう。
話しかけるのが1回ですむように、見落としがないかもう一度見ておこう。
と話しかける前の準備もします。
そして、「よし、これだけ確認したら大丈夫なはず。勇気を持って話し掛けよう…」
と思うのですが、なかなか話しかけられず時間だけが過ぎて、ますます焦ってくる…。

そうしてやっと気づきました。
苦手な人に話しかけられずモヤモヤしている時間が一番つらい!!
この時間が長引けば長引くほど、ますます話しかけれなくなってくる。
そして、そんな自分をどんどん責めて、「自分はダメな人間だ」と思って落ち込んでくるんです。
・ 苦手な人に話かける勇気
・ 話しかけれずに焦ったり不安になったり自分を責める時間
この2つを比べたら、どっちの方がマシでしょうか?
というより、どちらにしろ苦手な人に話しかけないといけないのだから、焦ったり不安になったりする時間は短い方が良いですよね。
それに、苦手な人にすぐに話しかけれたら、「自分ってなかなかやるじゃん!」とちょっと自信がついたりもします。
無駄に焦ったり、不安になったり、落ち込んだりする必要はない。
だから、嫌なことはサッサと終わらせて、落ち着いて次の仕事をした方が良い。

そんな時は、直接 話しかけるのではなく、メールで聞いてハードルを下げるという手もあります。
もちろんメールを使うかは状況次第ですが、私はこうしてハードルを下げることで、苦手な人に確認したい事を聞いたことが何度かあります。
ただメールだと、返事が来るまでモヤモヤした気持ちが消えないので、やはり直接聞いた方がスッキリします。
苦手な人に話しかけるのは、本当に怖いです。
でも、その怖い気持ちを消すことはできません。
私の場合、同じ職場で10年働いても消えませんでした。
だから、怖い気持ちはあるけれど、その気持ちを抱えたまま、「話しかけれず悶々とするより、勇気を出して話かける方が何倍も良い」と思って気持ちを奮い立たせます。
些細なことを聞く時どうする?
苦手な人や怖い人に話しかける時、「これは重要な確認事項だ」と思えることって、意外と話しかけやすかったりします。

ただ、「ちょっと確認したい」「大丈夫だと思うけど聞いておきたい」、そんな時に苦手な人・怖い人に話しかけるのって、とっても勇気がいりますよね。

そんな時、私が何度も使ってきた言い回しは、
「念のために確認したいのですが・・・」
「念のため」と言うことで、「ほぼ間違いなく正しいとは分かっているけど、万が一の為に確認したい」というニュアンスが伝わると思います。
この「万が一の為に確認したい」という気持ちが伝わらないと、苦手な人は「そんな些細なことを聞いてくるな」と思ってしまう時があると思うんです。
でも、「念のため…」と言うことで、「万全の状態にしたいんだな」「丁寧に仕事をする人なんだな」という印象を持ってもらえると思います。

そして、実際に苦手な人・怖い人に話しかける時は、
「お忙しいところすみません。念のために確認したいのですが・・・」
と言って、謙虚な姿勢で話しかけます。
実際に相手が「忙しい最中」なのかは分かりませんが、「私の為に時間を割いていただいて申し訳ないのですが…」というニュアンスで伝えます。
そして、要件を話し終わったら、
「お忙しいところすみませんでした。ありがとうございました。」
と最後まで謙虚な姿勢を貫きます。

また、些細なことを聞く時でも、「聞いた方が良いと思えるだけの証拠」があれば、話しかける時のハードルは下がります。
例えば、単に「これは A で良いですか?」と聞くより、「○○には B と書いてあるのですが、これは A で良いですか?」というように聞くと、聞かれた方は質問をされても納得すると思うんです。
だから、できることなら、「質問をするに値するだけの証拠」を持ち合わせた方が、苦手な人にも話し掛けやすくなります。
ということで、まとめると、

○○の件で、念のために確認したいことがあるのですが、今よろしいですか?
実は○○には B と書いてあるのですが、これは A でよろしいですか?


お忙しいところすみませんでした。ありがとうございました。
というような流れです。
私はこのような流れで、よく職場の人に話しかけてしました。
勤務年数が長くなってくると、もう少し砕けた言い方の時もありましたが、この方法で10年うまくやってこれました。
それでも苦手な人に話しかけるのは勇気がいりましたが、若手の頃よりは緊張は解けていたと思います。
職場で人に話しかけるのが怖い時どう乗り越える?―おわりに―
私の職場だけかもしれませんが、昔よりも怖い人が減っているように思います。
怖い人とは関わりたくないと思う人が多く、だんだん怖い人が孤立していって、怖い人が良い人に変わっていったんです。
人に威圧的な態度を取ったり、怖い口調で話したり、そんな風にしても、結局は自分の仕事がやりにくくなるだけだったんですよね。
人それぞれ相性があるので、どうしても苦手な人はいると思いますが、怖い人は変わることもあるんだなと思いました。
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