PTAの不平等は変わらない?気弱な私が勇気をだして解決した体験談
私は子供の小学校のPTA本部役員をしています。
そこで、どうしても不平等に感じる事があって、思い切って強気の発言をしました。
普段は気弱なので、思い切った発言をすることはないのですが、いろいろ考えた結果、言った方が良いと思ったのです。
しかし思い切って勇気を出した結果、PTAで不平等に感じていた事が解決しました。
今回はその時のお話をします。
PTAの不平等を感じ始めた
子供の小学校のPTAの任期は2年です。
2年目になると仕事に慣れてくるので、1年目より2年目の方が、担当の仕事が多くなります。
でも、私は1年目なのですが、担当の仕事量が多いんです。2年目の人並みに仕事があります。
ただこれは、PTAの仕事量が増えたことや、仕事の割り振りの変更などがあったので、仕方がない面もあります。
それに、私は2年目になると、1年目の時より、1つの担当に集中できるので良い面もあります。
とはいえ、自分の担当の仕事以外にも、共通でおこなう仕事(運動会の来賓受付や入学式など)があるので、大変なことには変わりありません。
それに、2年目が中心となってPTA本部を運営するので、「2年目なりの大変さ」もあります。
いろいろな事情がありますが、
このままだと、次にこの担当をする人もしんどい思いをするかも?
時間が経つうちに、このような思いが、沸々と湧き出てきたんです。
初めは、自分の心の中で留めていました。
それに、私が気づいていないだけで、他の人も見えないところで、仕事をしているんだろうと思っていました。
だから、自分の担当だけが多いわけではない、と思うようにしていたんです。
でも時間が経つうちに、「やっぱり私の担当の仕事は多い」と確信をするようになってきました。
正直なところ、そう確信し始めたのは、冬頃だったので、私自身は、あと少しで1年目の仕事が終わります。
だから、もう自分のことはどうでもいいのですが、次にその仕事をする人が「仕事が多くてしんどいよ。こんなに多いのなら1年で辞めよう」と、任期が2年のところを、1年で辞めてしまったら困ります。
そうなんです、私の本音としては、「自分の仕事を引き継ぐ人がいないと困る」んです。
引き継ぐ人がいないと、3年目をやる羽目になるかもしれないのです。
そんな事態は避けたいので、次に「私がおこなっている担当」の仕事をする人には、どうしても2年続けて欲しいのです。
だから、そのポジションの仕事を減らしておく必要があると感じました。
PTAの不平等をどう解決した?
子供の小学校のPTAでは、秋~冬頃に、次年度のPTA本部役員の選考がおこなわれます。
この選考をしている期間に、全体的な仕事の割り振りを見直そう、ということになりました。
そこで私は、思い切って、
と言いました。
気が弱い私としては、とても勇気のいることでした。
1年目の役員にしては、かなり強気な発言だったと思います。
それに、まだPTA本部役員を10ヶ月程しか経験していないので、自分の意見が正しいのかも分かりませんでした。
「仕事量が多い」というのも、私のキャパシティが小さいだけで、他の人だったら、それ程でもないのかも?など、思い切って発言をしながらも「言って良かったのかな」という思いも消えませんでした。
こんな心理状態で、心は震えていましたが、なんと、他のPTA本部役員の方は、「こんなに仕事が多かったんだね」、と私の意見を受け入れてくれました。
そして、「じゃあ、どのように担当を割り振ろうか?」とさらに意見を聞いてくれたんです。
良い人達に恵まれたな。
そう素直に思いました。
「その担当の仕事は多くない。変える必要はない」と言われる可能性もあったと思います。
「1年目なのに偉そうなことを言っている」と思う人がいても、おかしくなかったと思います。
もしそう言われたら、すぐに引き下がるつもりでした。
さすがに、そう言われても「いやいや、絶対に仕事多いですよ」と言う勇気はありません。
でも、思い切って自分の意見を言って、今まで大変に感じていた仕事を理解してもらえて、本当に嬉しかったです。
そして、私の意見をもとに、仕事の割り振りが変更されました。
自分から「私の担当の仕事量が多い」なんて言うのは、勇気のいることでしたが、結果的に良かったと思います。
言った直後は、「言わない方が良かったかな」という思いもありましたが、まわりの方の優しさに、「言って良かった」と思うことができました。
このようにPTAの不平等は、思い切って周囲に伝えないと変わらないものだと思います。
でも今回、思い切って発言をしたことで、少しでも不平等が改善されて良かったです。
PTAの不平等は変わらない?気弱な私が勇気をだして解決した体験談―おわりに―
もし今回、自分の意見を否定されていたら、「もう二度と余計な事は言わないでおこう」と思っていたと思います。
でも周囲の人の優しさのおかげで、言って良かったと思うことができました。
PTAでの不平等さは、どうしも飲み込んでしまいがちだと思います。
それにその方が、人間関係を崩さない為には良いのかもしれません。
でも、たまには勇気を出してみるのもいいなと思いました。
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