繊細な女性部下が元気がない場合なんて声をかけたらいい?
職場で部下が元気がない。
そうすると、どう声をかけたらいいか迷いますよね。
特に繊細な女性部下だと、どう話しかければいいか?難しいです。
そこで、「繊細な女性部下」の立場から、
- 繊細な女性部下が元気がない場合は、なんと声をかけたらいいか?
について、これまでの経験をもとにお伝えします。
目次
部下が笑わなくなった理由は?
そもそも、繊細な女性部下が職場でいつものように、喋ったり笑ったりしなくなった理由は何なのか?
まずはその理由をみていきます。
職場の居心地が悪い
まずは、職場の居心地が悪い、というのが1つです。
たとえば、仕事がうまくいかなかったり、同僚や先輩と気まずい雰囲気になったり。
そうすると、職場にいるだけで辛くなります。
笑うどころか、話すこともしんどくなるんですよね。
繊細な人は、ちょっとしたことでも、重く受け止めてしまうんです。
そのため、些細なことであっても、しんどい思いをしていることもありますよ。
プライベートで悩みを抱えている
また、プライベートで悩みを抱えている、ということもあります。
繊細な人は、プライベートで大きな悩みを抱えていると、頭からそのことが離れなくなるんですよね。
そのため、仕事でも笑顔がなくなってしまいます。
もちろん、職場では仕事に集中した方がいいことは、わかっています。
でも、どうしても頭から離れないんです。
このような理由から、繊細な女性部下は、職場で元気がないことがありますよ。
体調が悪い・疲れている
また、体調が悪かったり疲れているから、元気がないこともあります。
繊細な女性は、まわりに気を遣うので、とても疲れやすいです。
そのため、職場で元気がなかったり、しゃべらなかったり。
そのようなことが、わりと頻繁にあるんですよね。
繊細な女性部下の場合は、そのようなこともありますよ。
退職を心に決めた
そして、退職を決めたから、という理由のこともあります。
仕事をやめる決心をすると、無理してまわりに合わせる必要はないって思いますよね。
そうすると、無理して笑ったり、気を遣ってしゃべったり。
そのようなことをしなくなるんです。
そうなると、まわりから見ると「元気がない」と見えることもありますよ。
職場の女性が元気ない時なんて声を掛ける?
では、繊細な部下が元気がない場合、どのように声をかけたらいいのか?
私の上司は、元気がない部下に声をかけるのがとても上手でした。
それに、部下の様子をよく見ていたので、「最近○○さんが元気ない」とすぐに気づいていたんです。
そんな上司は、仕事で笑顔がなくなった部下に、まずは些細なことを話しかけて「会話のきっかけ」を作っていました。
たとえば、
このように、まずは話しかけるんです。
そして、一緒に仕事をして、くだらない話をしたり愚痴をいったり。
少しずつ、部下の気持ちに寄り添っていました。
そうして、「もう仕事疲れたし、家でゆっくりしたいよ」と自分の情けない話をして、部下が何でも話しやすい雰囲気を作る。
それからタイミングを見て、
と聞いて、部下の様子を探っていました。
そうすると、部下は「実は○○なんです」と、すんなりと自分の話をすることができたんですよね。
さらに上司は、部下の話を聞いているとき。
決して否定をしないし、「それは大変だよね」と共感して寄り添っていました。
そうして、上司にいろいろ話しているうちに、大抵の部下は元気になっていました。
この上司のおかげで、元気になった部下は、何人もいましたよ。
心を閉ざした部下の場合どうする?
実は私も、その上司には何度も話を聞いてもらいました。
でも、それ以外の上司には、悩みの相談をすることはほとんどなかったんですよね。
たとえば、上司の方から相談に乗ろうとしてくれたときも、
悩みについては義務的に答えるだけで、本心から話していませんでした。
そもそも、本心から相談ができないと感じた上司とは、気が合わないって思っていたんです。
考え方も違うし、上司が話してくれる言葉も胸に届きませんでした。
それにそのような上司は、私の話を聞くのではなく、自分の話を延々としていたんです。
だから、悩みを聞いてもらったというより、悩みについての上司のアドバイスを聞いたという感じでした。
またそのような上司とは、普段はあまり話すことがなく、2人で話す事にとても緊張していました。
だから、私にとってはその上司は「いい上司」ではあったけど、「心を開いて何でも話せる上司」ではなかったんです。
好き・嫌いの問題ではなく、「合わない」上司だったんですよね。
だから正直なところ、その上司を避けていたし、できれば話したくないと思っていました。
このような経験から思うのは、心を閉ざした部下が、元気がなく声をかけたいと思ったら。
その部下が心を開いている、別の人に話を聞くように言った方がいいです。
繊細な性格の部下は、気が合わない人と喋るだけで緊張するし、とても本音は言えません。
だから、心を閉ざした繊細な部下に声をかけるなら、そっと差し入れをしたり、
「何か困ったことがあったら、いつでも言ってね」とさり気なく伝えるくらいがいいです。
繊細な部下を持つと、いろいろ気を遣って大変ですよね。
でも、自分のことを気にかけてくれる上司には、繊細な部下は感謝をします。
そのため、少し面倒かもしれませんが、繊細な部下の気持ちを理解してもらえたら嬉しいです。
繊細な女性部下が元気がない場合なんて声を掛けたらいい?―おわりに―
部下の元気がないと、上司としては気になりますよね。
私は上司の立場になったことはありませんが、先輩という立場にはなったことがあるので、なんとなく分かる気がします。
後輩が仕事で笑わなくなると、「どうしたんだろう?」とやっぱり気になる。
でも年齢が離れていたり、性別も違うと、後輩の考えていることが全く分からなかったりします。
ただ元気がないときに、誰かが心配してくれるのは嬉しいことです。
だから、その気持ちを伝えるといいのかもしれませんね。
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