ミスをした繊細な部下にかける言葉にはどのようなものがある?
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部下が仕事でミスをした。
そうすると、どのように声をかけたらいいか?悩みますよね。
特に繊細で内気な部下だったら、どんな言葉をかけたらいいか?迷います。
そこで、「繊細な部下の立場」から、
- ミスした繊細な部下にかける言葉には、どのようなものがあるか?
について、これまでの経験をもとにお伝えします。
目次
ミスをした内気な部下にかける言葉って?
繊細な部下が仕事でミスをした。
そうすると、かなり落ち込んでいるはずです。
そして、上司や同僚に迷惑をかけたことを、とても気まずく感じています。
そんな繊細な部下がミスをした場合は、どのように声をかけたらいいか?
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ミスしたら謝るだけだよ
まずは、笑顔で「ミスをしたら謝るだけだよ」というのが1つです。
実は、私がミスをしたときに、上司から言われた言葉なんですよね。
商品の発送先を間違えてしまい、その報告をすると、
「ミスをしたら謝るだけ。納期だけは気を付けてね」と笑顔で言ってもらいました。
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そしてその言葉に感謝して、次からは絶対に間違わないようにと、いろいろ対策を考えました。
仕事でミスをしてしまうと、どうしても次もミスしてしまうことが怖くなります。
でも上司が、笑顔で優しく許してくれたので、冷静に対策を考えることができました。
笑顔で許してくれた上司に、また迷惑をかけたくない。
その思いの方が強くなりましたよ。
誰でもミスはするから気にしないで
また、「誰でもミスはするから、気にしないで」という言葉もいいです。
仕事でミスをしたときは、「自分はなんてダメなんだ」と落ち込んでいます。
だから上司からは、「フッと心が軽くなるような言葉」をかけてもらえたら、嬉しいです。
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そのため、「ミスは誰でもするもの」と上司に声をかけてもらえたら。
繊細な部下は、心が落ち着きますよ。
分かった。後は任せて
また、上司から「わかった。後は任せて」といってもらえたら嬉しいです。
というのも、繊細な部下は仕事でミスをすると、かなり動揺します。
だから、正直なところ、ミスのリカバリーするのって辛いです。
心が落ち着かないので、手が震えますし、ちゃんとリカバリーできるか不安です。
そんなときに上司から、ミスのリカバリーは任せてと言われると、本当に有り難いなって思います。
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ただ、部下の様子次第では、ミスの対処を一緒にする。
リカバリーの方法を指示する。
あまりに部下が動揺していたら、ミスの対応は上司がして、あとで部下に対処法を伝える。
このようにすると、繊細な部下は安心して仕事ができます。
そして上司を心から信頼し、上司の役に立とうとがんばりますよ。
次にミスしても絶対にフォローするから
また、「次にミスしても絶対にフォローするから」というのもいいです。
仕事でミスをした後って、またミスをするかもしれないと、仕事が怖くなっています。
それに、繊細な部下はミスをしたことで、自信もなくしています。
だから、上司から「ミスしても大丈夫だから、自信を持って仕事をして」と言ってもらえたら、少し安心できます。
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そのため、繊細な部下には、「次にミスしても絶対にフォローするからね」と声をかけるといいですよ。
誰もがミスしないような仕組みを考えよう
また、「誰がしてもミスしないような仕組みを考えよう」というのもいいです。
仕事でミスしたときは、同じミスを繰り返さないように改善していくことがが大事ですよね。
それを個人レベルでするのではなく、職場全体のこととして捉えてくれる上司だと、部下は嬉しいです。
つまり、
- 「仕事で部下がミスをする」⇒「怒る」
ではなく、
- 「仕事で部下がミスをする」⇒「業務体制を改善する」
このようにすると、繊細な部下は安心して仕事ができますよ。
仕事でミスをした。
そうすると、怒られるのは仕方がないことです。
でも、繊細な部下は、怒られると仕事が怖くなってしまいます。
そのため、繊細な部下に能力を発揮してもらうには、ミスしたときは優しく言葉をかける。
その方が、結果的に人間関係が良くなり、部下は力を出すことができますよ。
部下のミスは上司の責任と考えてみる
部下のミスは、必ずしも上司の責任ではないと思います。
でも繊細な部下は、ミスをしたら怒鳴って「どうにかしろ!!」という上司には、ついていけません。
それにそんな上司だと、ビクビクしてまた失敗をする可能性が高いです。
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そのため、部下のミスは上司の責任と考え、一緒に考える。
誰かがミスをしたら、失敗をしない対策を作る。
そんな上司であれば、繊細な部下は、上司のためにがんばります。
だから、部下がミスをしたら、それは上司の責任。
ミスをしない仕組みを、考えることができていなかった。
そんな風にとらえると、繊細な部下からは、グッと信頼を集めることができますよ。
ミスをした繊細な部下に言わない方がいい言葉とは?
では次に、仕事でミスをした繊細な部下に、言わない方がいい言葉には何があるか?
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なぜミスをしたの?
まずは、「なぜミスしたの?」とは、言わない方がいいです。
そのような言葉を言われたら、繊細な部下はますます動揺します。
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そのため、「なぜミスをしたのか?」と、責める言葉は言わない方がいいですよ。
そんな風にするからダメなんだ
また、「そんなやり方はダメだ」と、否定する言葉も言わない方がいいです。
そのような言葉を言うと、繊細な部下は、仕事が怖くてできなくなります。
今までのやり方を否定され、どうしたらいいか?わからなくなるんですよね。
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そのため、仕事のやり方を否定する言葉は、言わない方が無難ですよ。
どれだけ迷惑を掛けると思ってるの?
また、「どれだけ迷惑かけたと思っているの?」という言葉も、言わない方がいいです。
というのも、繊細な部下は、すでに迷惑をかけたことを心から申し訳ないと思っています。
自分を責めすぎて、押しつぶされそうになっているんですよね。
それなのに、上司から追い打ちをかけるようなことを言われたら、もう言葉もありません。
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そのため、繊細な部下には、迷惑をかけたことを責め立てることは言わない方がいいですよ。
部下がミスをしたら、ちょっと腹立たしいですよね。
ただでさえ忙しいのに、仕事を増やされたらイライラすると思います。
でも、繊細な部下の場合は、怒鳴ったところで何もいいことはないです。
恐怖で仕事ができなくなるだけで、気が引き締まって仕事の質が上がる、なんてことはありません。
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だから繊細な部下が仕事のミスをしたときは、優しく声をかけて、安心させることが大事です。
そうすると、上司のことを信頼しますし、仕事も落ち着いてできるようになります。
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だから、わがままかもしれませんが、上司にはその性格を理解して上手く使ってもらえたら嬉しいです。
その方が結果的に、仕事のパフォーマンスが上がりますし、「使える部下」になります。
そのため、繊細な部下には、安心して仕事ができる環境を作る。
そうすると、より良い職場環境ができるはずです。
ミスをした繊細な部下にかける言葉にはどのようなものがある?―おわりに―
私が信頼していた上司も、実は繊細な人でした。
だから、繊細な部下の気持ちが分かったのかもしれません。
人情味があり、優しくもあったので、部下だけでなく同僚からも慕われていました。
ただ、さらに上の上司からはあまり良く思われていなかったんですよね。
少し頼りない印象を持たれていたと思います。
上司としてはいい上司でも、部下としてはまた別なのかもしれません。
上司と部下の立場って、それぞれ難しいですね。
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