女性部下がHSPで扱い方がわからない!どう接したら心を開いてくれるの?
職場の部下が、どうやらHSP気質のようだ。
そのせいか、どう接したらいいかわからない。
しかも、女性部下なので、部下の気持ちがよくわからない。
実は私は、そんなHSPの女性部下です。
そして、一部の上司とは、折り合いが悪かったんですよね。
そこで、HSPの女性部下の立場から、
- HSPの部下の特徴
- HSPの女性部下が心を開いてくれる接し方
- HSPが誤解されやすいところ
について、これまでの経験をもとにお伝えします。
目次
HSPの部下の特徴は?
そもそもですが、HSPってどんな人なのか?
HSPの特徴「短所」は?
HSPは、仕事をするうえで、「短所」といえる特徴があります。
- 怒られるのが苦手
- ミスをするのが怖い
- プレッシャーに弱い
- 心配性で確認作業が多い
- 緊張をしやすい
HSPは心が敏感です。
だから、すぐに不安になってしまうんですよね。
そのため、上司は「注意がしにくい」とか、「仕事を頼みにくい」と思うかもしれません。
HSPの特徴「長所」は?
ただ、HSPは、仕事をするうえで「長所」といえる特徴もあります。
- 仕事が丁寧
- ミスが少ない
- 気遣いができる
- 準備が万端
- 人と揉めない
HSPは不安を感じやすいです。
そのため、仕事が丁寧だったり、ミスが少なかったりします。
また争いごとが苦手なので、人と揉めることはないし、周囲へ気遣いもできます。
だから、HSPの部下といい関係が築ければ、上司にとっても「いい部下」になりますよ。
HSPの女性部下はどう接したら心を開いてくれる?
ただ、HSPの女性部下に、心を開いてもらうのって難しいですよね。
実は私には、何でも話せる上司がいました。
その上司が、HSPの私にどのように接してくれたか?
ミスをしても怒らず一緒に問題解決してくれる
その上司は、ミスをしても、怒ることがなかったです。
ミスを報告すると、まずは一緒にどうしたら解決できるか?
それを考えてくれました。
そのため、何でも相談がしやすかったんですよね。
HSPの私にとって、それはとても有り難かったです。
だから上司には、すぐに心を開きました。
些細な相談も共感して聞いてくれる
また、ほんの小さな相談も、否定せず聞いてくれたのも嬉しかったです。
HSPは、とても些細なことが、気になってしまいます。
たとえば、「おそらく大丈夫だろうけど、もしかしたらミスに繋がるかもしれない」
そのようなことって、言いづらいですよね。
でも私の上司の場合は、否定をするどころか、共感をしてくれました。
さらに、褒めてもくれたんです。
そのため、上司には本音を話すことができて、信頼するようになりました。
裏表なく接っしてくれる
またその上司が、裏表なく接してくれたのも良かったです。
HSPは、人の表情や声の調子などから、その人の気持ちを想像します。
だから「裏がある人」って、なんとなく分かるんですよね。
でも私の上司は、裏表なく接してくれたので、安心して本音を話すことができました。
頼って任せてくれる
また上司は、私にいろいろと仕事を任せてくれました。
そして、「本当に助かる」とか「ありがとう」と、伝えてくれたんです。
そうすると「私って役に立っているな」と、自信を持つことができました。
そしてそうすると、どんどん積極的に仕事をしようって思うんですね。
「上司の役に立ちたい」とか、「必要とされる存在になりたい」など。
そう思うようになりました。
情けない姿を見せ愚痴を言う
私の上司は、愚痴を言うし、情けない面もいっぱいあります。
でも、HSPからすると、そんな上司の方が気楽でいいんですよね。
そのような上司の方が、何でも話せて、心も開きやすいです。
それに、余計なプレッシャーがなくなって、安心して仕事ができます。
そしてその結果、仕事のパフォーマンスも上がるんです。
HSPは、とても不安を感じやすいです。
だから、「安心できる職場」や「安心できる上司」がいると、心を開きやすくなります。
そのため、HSPの女性部下に心を開いてもらうには、部下が気楽に過ごせる環境を作るといいですよ。
HSP部下の「ここが誤解されやすい」
非HSPからすると、HSPっていろいろなイメージがあると思います。
でも、HSPからすると「それって誤解なのにな」と思うこともあります。
HSPには気を遣わなければいけない?
HSPは傷つきやすいです。
だから、優しい人が好きだし、威圧的な人は苦手です。
だから、周囲の人に気を遣わせてしまうことがあります。
でも、HSPだからといって、必要以上に気を遣われると、しんどくなってしまうんですよね。
なぜって、「私がHSPだから気を遣わせてしまっている」と感じるからです。
そのため、HSPだからといって、気を遣う必要はないです。
それよりも、裏表なく接してくれる方が、HSPにとっては嬉しいです。
HSPは仕事が遅い?
HSPは物事を深く考えるので、仕事が遅いと思われがちです。
確かに、最終的に仕事を終えるのは、遅いかもしれません。
でも、仕事に取り掛かるのは早いんですよね。
ただ心配性なので、仕事を終えた後に、何度も見直してしまうんです。
そのため「仕事が遅い」と思われますが、実は早く終わっていることもあります。
だからHSPの部下に、「チェックはするから、あの仕事終わっていたらちょうだい」なんて言うと、意外と終わっていたりします。
HSPはコミュニケーション能力が低い?
HSPは人と接するのが苦手なので、コミュニケーション能力が低いと思われることがあります。
でも、実はそうとも限らないんですよね。
思考が深いので、話す内容がおもしろかったり、気が合う人と会話を楽しむことも多いです。
だから、部下がHSPでも、「コミュケーションを取るのが難しい」とは限りませんよ。
女性部下がHSPで扱い方がわからない!どう接したら心を開いてくれるの?―おわりに―
実は、私が心を開くことができなかった上司は、とても仕事ができて性格もいい人でした。
でも、なんとなく裏がある気がしたし、気を遣われるのが苦しくて、心を開けなかったんですよね。
「きっと上司は私のことを苦手に思っている」
そう感じたので、距離を取るようにしていました。
立派な上司だからといって、心を開けるわけではない。
やはりHSPには、情けなくても親しみやすい上司の方が、合っているのかもしれません。
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