自己肯定感が低い部下が上司に言われて嬉しい言葉って?
自己肯定感が低い部下。
何を言っても響かなくて、どう接したらいいか分からない。
そのように思うことってありますよね。
実は私は、そんな自己肯定感が低い部下だったことがあります。
そのため、自分に自信がない部下が、上司にどう言われたら喜ぶか?
それがよく分かるんです。
そこで、これまでの経験をもとに、
- 自己肯定感が低い部下が上司に言われて嬉しい言葉はなにか?
についてお伝えします。
目次
自己肯定感が低い部下が上司に言われて嬉しい言葉って?
自己肯定感が低い部下は、上司にどう言われたら嬉しいのか?
それは次のとおりです。
この仕事は○○さんに任せたい
まずは、「この仕事は○○さんにお願いしたい」というのが1つです。
「ぜひあなたに頼みたい」という感じで言われると、信頼されている気がするんですよね。
そのため、「この仕事は○○さんじゃないとできない」とか、「○○さんなら安心して頼める」など。
このような言い方で、仕事を指示するといいですよ。
○○さんがいて良かった
また、「○○さんがいてくれて助かったよ」と言われても嬉しいです。
上司から、「○○さんがいて良かった」とか、「○○さんのおかげで上手くいった」など言われる。
そうすると、役に立てている気がするんですよね。
そのため、自己肯定感が低い部下には、「○○さんがいて良かった」と、存在を認める言葉を言うと喜びますよ。
もう仕事終わったの?
また、処理した仕事を報告するときに、「もう終わったの?早いね」なんて言われると嬉しいです。
なぜなら、上司の期待以上に仕事ができた気がして、自信が持てるんですよね。
そのため、自己肯定感が低い部下には、「もう処理が終わったの?助かるよ」とか、「もう終わったの?すごいね」など。
そのように声を掛けるといいですよ。
○○ってどうしたらいいと思う?
そして、「○○ってどうしたらいいと思う?」と、悩みを自己肯定感が低い部下に相談するのもいいです。
というのも、上司から意見を求められると、信頼されている気がするんですよね。
そのため自己肯定感が低い部下には、褒め言葉を伝えるだけでなく、困ったときに頼りにするといいですよ。
ミスしてもフォローするから大丈夫
また、自己肯定感が低い部下には、「ミスしても大丈夫」と伝えることもいいです。
自己肯定感が低い部下は、失敗をすることを極度に恐れているんですよね。
そのため、上司から「ミスしても大丈夫」と安心感をもらえると、のびのび仕事ができます。
だから、ミスをしても責めずにフォローする。
そうすると、上司を信頼しますし、日々の仕事もがんばります。
自己肯定感が低い部下は「褒める」「頼る」「安心させる」が大事
このように、自己肯定感が低い部下は、
- 褒める
- 頼る
- 安心させる
こうすると喜びますし、部下といい関係を築いていけます。
自己肯定感が低い部下は、自分に自信がないので、褒められると嬉しいんですよね。
それに上司から頼られると、自己肯定感が上がります。
また、ミスしても大丈夫。
失敗しても怒られない。
そんな安心感があると、自己肯定感が低い部下は、のびのびと仕事をします。
自己肯定感が低い部下は、いつも不安を抱えながら仕事をしているんですよね。
そのため、上司が安心感を与えてくれると、落ち着いて仕事ができるので、実力以上の力を発揮できるんです。
だから、自己肯定感が低い部下は、褒めて頼って安心感を与える。
そうすると、いい関係を築けますし、想像以上の仕事をします。
自己肯定感が低い部下にしてはいけないことは?
ただ、自己肯定感が低い部下は、上司に「これをされたらつらい」ということもあります。
否定をする
上司に何度も否定されると、かなり落ち込みます。
仕事の仕方や考え方など、否定をされるとつらいんですよね。
ただでさえ「自分はダメだ」と思っているのに、上司からダメ出しされる。
そうすると、正直なところ「仕事やめたい」と思ってしまいます。
怒鳴る
また、上司から怒鳴られると、かなり傷ついてしまいます。
仮に仕事をミスしたときでも、強く怒られるとパニックになるんですよね。
というのも、失敗したときって、自分で自分を責めているんです。
それなのに、上司から怒鳴られたら、立ち直れない気持ちになります。
プレッシャーを与える
また、上司からプレッシャーを与えられるのも、かなりつらいです。
仕事の期限など、ある程度は仕方ないと思いますが、プレッシャーがあると緊張して仕事ができなくなるんですよね。
そのため、「○○までに○○を絶対に終わらせなさい!」とプレッシャーを与えるより、
「○○までに終わらないと困るから何とかお願い!」と、頼る言葉を使う方がいいですよ。
このように、自己肯定感が低い部下は、上司に圧を掛けられるのが苦手です。
おそらく、一度でも怒鳴られると、その上司を避けるようになります。
そのため、自己肯定感が低い部下は、
- 否定しない
- 怒鳴らない
- プレッシャーを与えない
このようにする方がいいです。
でも、これらを避けるだけでも、自己肯定感が低い部下は上司を「いい上司だな」と思います。
そしてさらに、褒めたり頼ったりすると、上司を信頼するようになるんですよね。
自己肯定感が低い部下は、ちょっと接し方に迷うかもしれません。
でも、扱い方次第では、役立つ存在になります。
だから、少し面倒ですが、自己肯定感が低い部下に寄り添ってほしいなと思います。
自己肯定感が低い部下が上司に言われて嬉しい言葉って?―おわりに―
自己肯定感が低い私は、ある上司のことをとても信頼していました。
そのため、その上司に対しては、とても従順だったと思うんですよね。
それに、その上司が困ったときは、必ず力になるようにしていました。
だから、自己肯定感が低い部下の心を掴むと、いろいろ役に立ってくれると思うんですよね。
自己肯定感が低い部下は面倒かもしれませんが、接し方次第で変わりますよ。
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