心を開かない女性部下が本音を言うようになる扱い方って?
女性部下の扱い方がわからない。
心を開いてくれず、本音を言わないので、接し方に迷う。
そんなことってありますよね。
実は、私はそんな「心を開かない女性部下」です。
ある上司には心を閉ざし、ある上司には心を開いていました。
その違いには何があるか?
そこで、これまでの経験をもとに、
- 心を開かない女性部下が、本音を言うようになる扱い方
についてお伝えします。
目次
心を閉ざした女性部下が上司に心を開かないのはなぜ?
そもそもですが、なぜ女性部下は、上司に心を閉ざしてしまうのか?
それは、ひと言でいうと「信頼していないから」です。
それには、いろいろと理由があります。
上司のウラの顔を見たから
まず、上司のウラの顔を見てしまったときは、上司を信頼できません。
たとえば、本人にはいい顔をしていたのに、ウラでは「○○さんは仕事が遅い」と言っていた、など。
もちろん、上司という立場なので、ウラではいろいろ思うことはあると思います。
でも、そんな上司のウラの顔は、見たくないんですよね。
だから、上司のウラの顔を見てしまったときは、上司を信頼できなくなります。
上司に信頼されていない
また、「上司から信頼されていない」と感じる場合は、上司のことを信頼することができません。
仕事をしていても、なんとなく素っ気ない態度を取られる。
きちんと仕事をしているのに、細かいことを指摘してくる。
そうすると、なんとなく上司に信頼されていない気がするんですよね。
ただ、「上司に信頼されていない」と感じると、「上司を信頼しよう」とも思わなくなります。
上司にとって自分は「お気に入り」じゃないから
上司も「人」なので、好き・嫌いはあると思います。
でも、上司にとって自分が「好きな人」でないと感じる場合、虚しい気持ちになるんですよね。
上司としゃべっていても、「本当は○○さんと話したいんだろうな」って感じます。
だから、「自分は上司に好かれていない」と感じたら、上司に心を開くことはできなくなります。
気が合わない
そして、単に気が合わない場合も、意外と上司を信頼できないです。
なんというか、気が合わないと価値観が違うんですよね。
そのため、仕事の仕方が違ったり、考え方が違うので気まずくなることが多いんです。
そうすると、上司を信頼できなくなってしまいます。
心を開かない女性部下が本音を言うようになる扱い方って?
では、どのようにしたら女性部下から信頼されるか?
自らも部下を信頼して本音で接する
部下に信頼して本音で接してもらいたいなら、自らも部下を信頼して本音で接するのが一番です。
誰だって本音で話さない人に、本音を話すことってできないですよね。
だから、まずは上司から本音を話してもらえたら、部下としては本音を言いやすいです。
部下に対しては平等に接する
上司にも、気が合う人と合わない人がいることは、分かります。
でも部下に対しては、平等に接してくれる上司の方が信頼できます。
そのため、部下に対しては平等に接する方が、部下からの信頼を得れますよ。
女性部下の話を聞いて共感する
女性は、何かあったときは、「共感」して寄り添ってもらえたら嬉しいです。
そのため、女性部下に対しては、話を聞いて共感するといいです。
上司って、どうしても「いい話」をしようとしますよね。
でも女性部下に対しては、相手の話を聞いて共感する方が、どんどん話をしてくれるようになりますよ。
ミスは怒らず一緒に解決
また女性部下は、上司に怒られると、一気に心を閉ざしてしまいます。
もちろん、ミスをしたら怒られて当然です。
でも、そんな怒られて当然の場面で、上司が怒らず一緒に問題解決してくれたら。
一気に信頼感が増します。
それに、ミスを一緒に解決してくれたら、次に何かあったときも、上司に相談しようと思えるんですよね。
そして、そうしていくうちに、上司を信頼し本音で話すようにもなります。
必要な存在であることを伝える
女性部下は、「自分は役に立っている」という実感を持つと、どんどんモチベーションが上がります。
そのため、ちょっとしたことでも、女性部下を褒めるといいです。
そうすると、女性部下は仕事にやる気を出しますし、「上司はいつも気に掛けてくれている」と思えます。
そして、そんな上司のことを信頼するようになって、いろいろと本音を言うようになります。
素敵な上司より寄り添ってくれる上司に
理想的な上司というと、リーダーシップがあって仕事ができて、誰からも信頼が厚くて…。
このような「素敵な上司」を思い浮かべますよね。
でも私の経験からいうと、女性部下が信頼して本音を言う上司って、そんな「素敵な上司」ではないです。
女性部下が本音を言いたくなる上司は、「寄り添ってくれる上司」なんですよね。
何を言っても否定せず、いつも私の立場になって考えてくれる。
それに、「正しい」とか「正しくない」とか道徳的なことではなく、人間味をもって接してくれるんです。
上司としてではなく、「人」として接してくれる。
ただ、「職場の先輩」であるし「人生の先輩」でもあるので、困ったときは力を貸してくれる。
そんないつも寄り添ってくれる上司であれば、女性部下としては本音を言いやすいです。
だから、女性部下に本音を話してもらいたいと思ったら、まずは本音で接する。
そして、相手を否定せず共感しながら話を聞く。
そうすると、だんだん女性部下は、心を開いてくれるようになりますよ。
心を開かない女性部下が本音を言うようになる扱い方って?―おわりに―
女性部下は一度心を閉ざすと、なかなか元には戻りません。
実は私も上司ではないのですが、男性の先輩に理不尽に怒られたことがあって、それ以来その人を避けるようになりました。
その先輩は、その後も普通に接してきましたが、私は心を開くことはありませんでした。
それまでは、けっこう仲は良かったと思いますが、一度心を閉ざすとその扉を開けることは難しいです。
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