HSPにっとって専業主婦(夫)はどうなの?そのメリット・デメリットとは?【体験談】
HSPって生きづらいですよね。
特に仕事においては、つらい気持ちになることが多いです。
そうすると、HSPが専業主婦(夫)になることは、「とても幸せなこと」な気がしますよね。
実は私はHSPなのですが、ここ数年は専業主婦をしていました。
その前は正社員で働いていたので、ワーママと専業主婦の違いをいろいろと感じました。
そこで、その経験をもとに、
- HSPが専業主婦(夫)になるメリット・デメリット
についてお伝えします。
目次
HSPが専業主婦(夫)になるメリット
HSPが専業主婦(夫)になるメリットには、どのようなものがあるか?
仕事の不安から解放される
やはり一番はこれです。
HSPが外で働くと、仕事が終わっても、仕事のことばかり考えてしまいます。
「きちんと処理ができていたか?」とか、「ミスをしたかもしれない」など。
あれこれ考えては不安になりますよね。
でも、専業主婦(夫)だと、そのようなことはありません。
家事の場合は、多少のミスはどうにかなるし、後から悩むようなことも何もないです。
だから、HSPにとって専業主婦(夫)は「仕事の不安から解放される」という、大きなメリットがあります。
疲れたらすぐに休める
また、疲れやすいHSPにとっては、「疲れたらすぐ休める」というのも大きなメリットです。
たとえば、生理でしんどいとき、低気圧でしんどいとき。
HSPは体調が悪いときが多いですよね。
でも専業主婦(夫)だと、体調が悪いときは、すぐに休むことができます。
それに、職場の人に迷惑を掛ける心配もありません。
だから、HSPにとって、「しんどいときにすぐ休める」という環境は、とても大きなメリットです。
人と接する機会が少ない
そして、人といると気疲れしやすいHSPにとって、人と接する機会が少ないのもメリットです。
普段の生活では、家族以外と接することがあまりないので、
人間関係に悩むということが少ないんですよね。
非HSPの人にとっては、人と会う機会が少ないのは、デメリットになるかもしれません。
でも、HSPにとっては大きなメリットです。
落ち着いた日々を送れる
そして、専業主婦(夫)だと、時間にゆとりを持って過ごせるのも大きなメリットです。
仕事をしていると、どうしても慌ただしい日々を送ることになりますよね。
でも、専業主婦(夫)だと、時間にゆとりがあるので落ち着いて過ごすことができます。
HSPが専業主婦(夫)になるデメリット
ただ実のところ、HSPが専業主婦(夫)になるのは、デメリットも多いです。
働いていないという罪悪感
やはり専業主婦(夫)だと、外で働いていないという罪悪感があります。
家で子育てや家事を頑張っていても、「お金を稼いでいない」というのは大きいです。
夫に責められることはなくても、自分で自分を責めてしまうんですよね。
だから、HSPが専業主婦(夫)になると、「働いていないという罪悪感」と戦うことになります。
経済的な不安
そして、共働きのときに比べると、経済的な不安が大きくなります。
やはり専業主婦(夫)になると、世帯の収入は減りますよね。
だから、「お金の不安」がつきまとうことになります。
ただ、HSPだと「外で働くことに不安」ってありますよね。
だから、「いざとなれば自分も働けば大丈夫」と思えなかったりします。
そのため、どうしても経済的な不安が、常につきまとうことになります。
自分に厳しくなる
そして、専業主婦(夫)だと、自分に厳しくなってしまいます。
たとえば、自分の物は極力買わないようにしたり、自分がしたいことも必要以上に我慢します。
だから、私は美容院もあまり行かないんですよね。
1年に1回とか、ちょっと身だしなみ的にダメかな?と思うまで行かなかったりします。
時間があるので余計なことを考える
そして、専業主婦(夫)だと時間にゆとりがあるので、余計なことを考えやすいです。
HSPは、ただでさえ物事を深く考えやすいのに、時間があると余計にあれこれ考えてしまうんです。
しかも、楽しいことを考えるならまだしも、マイナスなことばかり考えてしまうんですよね。
だから、HSPにとって時間にゆとりがあることは、メリットでもあるけど、デメリットでもあります。
虚しい気持ち
そして、HSPが専業主婦(夫)になると、漠然と虚しい気持ちになります。
家事や育児はしていても、自分は何の役にも立っていない。
そんな気持ちになるんですよね。
自分は何をしているんだろう?
自分には価値があるのか?
など、社会に出て役に立っていない自分が虚しく感じるときがあります。
HSPにとって専業主婦はどうなのか?
では結局のところ、HSPにとって専業主婦はどうなのか?
そう聞かれると、「なんとも言えない」というのが正直なところです。
確かに、外で働くストレス(不安)がないのは、かなり嬉しいことです。
でも、「お金の不安」って大きいんですよね。
もちろん、外で働いていてもお金の不安はあります。
それに、仮に宝くじで〇億円当たったとしても、お金の不安はある気がするんですよね。
でも、お金の不安はあるのに働いていない、という状態はかなりストレスです。
ただ、それと同じくらい「働くことの不安」もあるんですよね。
それに、働けない事情もあったりします。
だから、HSPにとっては、「無理なく働けること」が何よりも一番いい状態だと感じます。
私は今まで、専業主婦(夫)に憧れていました。
専業主婦(夫)は、自分に向いていると思っていたんですよね。
でもいざなってみると、想像以上にいろいろな不安がやってきました。
それに、働くのは不安だけど、「働きたい」という気持ちも出てきたんです。
HSPにとって専業主婦(夫)はどうなのか?
それは、その環境によって違ってきます。
でも、思っているよりは「いいもの」ではないというのが正直なところです。
自分に厳しいHSPの場合、無理なく働けること。
それが、一番に心が落ち着ける環境なのではと感じます。
HSPにっとって専業主婦(夫)はどうなの?そのメリット・デメリットとは?【体験談】―おわりに―
私の母は専業主婦でした。
それに、友達のお母さんも大抵は専業主婦でした。
もしそのような環境なら、自分が専業主婦でも、今よりは罪悪感を覚えないかもしれません。
そのときの環境によって、感じ方は変わってきますね。
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