内気な部下の接し方

ミスの報告をしない部下は何を考えてる?報告しやすい環境って?

仕事でミスをしたら、上司に報告をしますよね。

 

でも、なぜかミスの報告をしない部下もいます。

 

その理由は何なのか?

 

また、ミスの報告だけでなく、きちんと報連相をしてほしい。

 

上司としては、そう思うと思います。

 

でも、報連相がしやすい環境って、どのようなものか?

 

そこで、部下の視点から、

 

  • ミスの報告をしない部下の気持ち
  • 部下にとって報連相がしやすい上司の対応

 

について、これまでの経験をもとにお伝えします。

 

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報・連・相ができない部下

仕事では、報・連・相が大事ですよね。

 

それなのに、報連相が遅い部下がいたり、また報連相をしない人がいる。

 

そうすると、ちょっとイライラすると思います。

 

 

では、このように報連相ができない原因って何なのか?

 

 

それは、上司から見ると、「部下が原因」だと感じると思います。

 

ぷーこ
ぷーこ
部下の意識の低さが原因のときもありますよね。

 

 

確かに、部下が報告するのを忘れていたり、いちいち報告するのを面倒に感じていたり。

 

そもそも、報連相をした方がいいと思っていなかったり。

 

そのような場合はあります。

 

 

でも、職場全体で報連相ができていないようであれば、原因は別のところにあるかもしれません。

 

 

ミスの報告をしない部下の気持ちとは?

では、その原因とは何なのでしょうか?

 

ぷーこ
ぷーこ
ミスの報告をしない部下の気持ちとは?

 

 

ミスを報告したら怒鳴られる

まずは、「ミスを報告したら怒鳴られる」というのが理由です。

 

 

もちろん、ミスをしたら上司に怒られるのは、仕方ないです。

 

 

でも、威圧的な態度で何分も怒鳴られ続ける。

 

そうすると、精神的なダメージが大きくなります。

 

 

だから、次に報告するときに、ためらってしまうんですよね。

 

ぷーこ
ぷーこ
気が小さい私なら、大きな声で何度も怒鳴られると、次から上司を見るだけで手が震えてしまいます。

 

 

上司からすると、「ミスをする方が悪い」と思うかもしれません。

 

でも、理屈ではないんです。

 

 

上司から大きな声で怒鳴られると、今までの仕事ぶりを全て否定されたようで、委縮してしまいます。

 

 

だから、次にミスをしたときは、上司に気づかれる前に解決しよう。

 

何事もなかったよう、どうにかにしようと思ってしまいます。

 

 

このような状態だと、報連相の全てがおこなえないです。

 

「上司に何を言っても怒鳴られるだけ」「ダメ出しをされるだけ」と感じてしまうんですよね。

 

 

そのため、上司へミスの報告をしなくなります。

 

 

明らかに嫌な顔をされる

また、ミスの報告をすると嫌な顔をされる場合も、次から報告がしづらくなります。

 

 

なんとなく表情から、「面倒なことを起こすなよ」と言われている気がするんですよね。

 

 

確かに忙しいなかミスをして、上司には迷惑を掛けてしまったと思います。

 

 

でも、そのことを報告し謝罪しに来たのに、そのように嫌な顔をされると、

 

ミスの報告はせず自分で解決しようと思ってしまいます。

 

ぷーこ
ぷーこ
上司は嫌な顔をしたつもりはなくても、本音が表情や雰囲気に表れているときってあります。

 

 

そのため、部下がミスを報告しないことがありますよ。

 

 

委縮して話せない

また、委縮して話せない、という場合もあります。

 

 

上司の普段の態度や、他の人を怒鳴っている姿を見ると、委縮して報告ができなくなるんですよね。

 

 

上司が怒鳴る姿を何度も見続けると、委縮してしまって上手く説明ができなくなるんです。

 

 

仮にミスの報告に言っても、頭が真っ白になって、何も答えられなくなります。

 

ぷーこ
ぷーこ
このような状態だと、職場の雰囲気も悪いですよね。

 

 

こうなると、部下はミスをしても、報告ができなくなります。

 

 

どこまで報連相したらいいのか分からない

また、どこまで報連相したらいいかわからない、という場合もあります。

 

 

上司に報告・連絡・相談をするのは、大事っですよね。

 

 

でも、どのくらいの内容まで報連相をするかは、それぞれの上司によって違うと思います。

 

ぷーこ
ぷーこ
自分なりに早くミスの報告をしたつもりでも、上司からしたらミスの報告が遅い、なんてこともあります。

 

 

このように報連相の基準が曖昧だと、上司と部下ですれ違いが起こり、「部下が報連相をしない」となってしまいます。

 

 

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報告しやすい環境って?

では次に、報連相がしやすい環境ってどのようなものなのか?

 

ぷーこ
ぷーこ
部下の視点から見ると、次のとおりです。

 

 

落ち着いて話を聞いてくれる

まずは、上司が落ち着いて話を聞いてくれると、安心感があります。

 

 

やはりミスの報告をしたときに、上司が嫌な顔をしていたり、怒鳴られると話しづらいです。

 

ぷーこ
ぷーこ
とても気まずく感じます。

 

 

そのため、まずは落ち着いて話を聞く。

 

そのようにしてもらえると、部下としては報連相がしやすいです。

 

 

報告したことを好意的に受け止めてくれる

また、報告したことを好意的に受け止めてもらえたら、部下としては嬉しいです。

 

 

たとえば、とても些細なことでも、上司に報告をしたら「細かい所まで気がつくね」と褒めてもらえる。

 

 

そうすると、報告をして良かったと思えますし、次からも進んで報連相をしようと思えます。

 

 

実は私の経験で、次のようなことがあったんです。

 

 

私は、仕事ではとても細かい事が気になるタイプなのですが、上司に「可能性としては低いけど、ミスに繋がるかもしれないこと」を相談したことがあるんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
普通の上司なら、面倒な顔をして「それは大丈夫でしょう」と言って終わりそうなことです。

 

 

でも私の上司は、すぐに状況の確認をしてくれ、「細かくチェックしていて偉い」と褒めてくれたんですよね。

 

 

私は「こんなことを相談していいか?」と迷いながら行ったので、上司が褒めてくれたときは、とても安心しました。

 

そして、相談をして良かったと思ったんです。

 

 

上司に報告や相談をするときって、部下なりにいろいろ考えてから、上司のところに行きます。

 

ぷーこ
ぷーこ
報告や相談をする内容や、それを言いに行くタイミングなどいろいろ考えてから行きます。

 

 

だから、上司から嫌な顔をされたり、怒鳴られたりすると、けっこう精神的にダメージを受けるんですよね。

 

 

でも反対に、上司から「報告や相談に来てくれて良かった」と言ってもらえたら、「相談して良かった」と思えますし、

 

次に報告や相談に行くときも、行きやすくなりますよ。

 

 

一緒に問題解決に動いてくれる

また、一緒に問題解決に向けて動いてくれる上司も、報連相がしやすいです。

 

 

実は私の上司は、何かミスをしたら、一緒に問題解決に動いてくれるんですよね。

 

 

だから、問題が起きて自分では解決が難しそうなら、上司に相談しようって思います。

 

ぷーこ
ぷーこ
上司に助けてもらおうって思います。

 

 

もちろん、どんなことでも上司に助けてもらおうと、思っているわけではありません。

 

 

自分でできる範囲のことはしますし、上司に迷惑を掛けたくないとも思っています。

 

 

ただ、上司はいつも問題が起きた時に一緒に考えてくれるので、抵抗なく相談ができるんです。

 

ぷーこ
ぷーこ
嫌な顔をすることなく「どうしたらいいか?」を考えてくれます。

 

 

だから、どうしても困ったときは、素直に「上司の力を借りよう」と思えるんですよね。

 

 

そのため、上司への報連相は、とても密にできていますよ。

 

 

普段からコミュニケーションを取っている

また、上司と普段から気軽にコミュニケーションを取っていると、報連相がしやすいです。

 

 

普段はあまり喋らないのに、ミスしたときだけ話しに行くのって、けっこうハードルが高いですよね。

 

 

でも毎日のように、仕事の話やそれ以外の話をしていると、ミスの報告も仕事の相談も、いつもの会話の流れで話しやすいです。

 

ぷーこ
ぷーこ
無理矢理コミュニケーションを取るのはしんどいですが、上司とも何気ない会話ができると、報連相もしやすいです。

 

 


 

上司に対して、「報告をしても大丈夫」「報告をして助けてもらいたい」など思えたら、自然と報連相もできます。

 

 

でも、「報告をしたら何かダメ出しされる」と思うと、身構えて気軽に報連相ができないんですよね。

 

ぷーこ
ぷーこ
そして結果的に報告や相談が遅れます。

 

 

だから、部下からの報告が遅くて改善したいと思うなら、部下に「報告をしたい」と思わせることが大事です。

 

 

そうすることで、報連相が徹底され、職場もいい雰囲気になります。

 

 

 

上司としては、ミスの報告をしない部下がいると大変ですよね。

 

それに、なぜ報告をしないのか?

 

疑問に思うもしれません。

 

 

でも、ミスの報告をしない部下には、部下なりの事情がある場合もあります。

 

 

だから、落ち着いてゆっくり、部下の話を聞いてもらえたら嬉しいです。

 

 

ミスの報告をしない部下は何を考えてる?報告しやすい環境って?―おわりに―

私の直属の上司は、気軽に相談をしやすかったのですが、もっと上の上司は怒鳴り散らす人でした。

 

だから、とても話しにくかったです。

 

ミスの報告や仕事の連絡でも、大きな声で怒鳴られている人を何人も見ました。

 

そのようなときって、本当に職場の空気が悪くなるんですよね。

 

シーンとして、関係がない人も居づらい空気でした。

 

気が弱い私としても、そのような雰囲気は本当につらいかったです。

 

そう思うと、人が人を怒鳴るって意味があるのかな…なんて思えてきます。

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プロフィール

こんにちは、ぷーこです。
HSP(Highly sensitive person、とても繊細な人)という気質で、生きづらさを感じながらも、何とか生きています。HSPだと、学生時代、仕事、結婚・出産、PTA役員、ママ友など、いろいろと大変なことがありますよね。
ママ友などまわりの人には聞けない「HSPならではの生きづらさ」について、HSPの視点で発信しています。

また「HSPの心の中」や「HSPの物事の感じ方」についても同時にお伝えしています。「HSPの気持ちがわからない」という方にお届けできればうれしいです。

夫(HSP)と娘(小学生・HSC)の3人家族。
フルタイム共働きを経て、今は退職してHSC子育てに奮闘中です。

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