なんとなく苦手な人はなぜ何となく苦手なのか?上手な付き合い方は?

私は人見知りで内気な性格です。
まわりの目を気にして、変に気遣いばかりしてしまいます。
そして、平和主義なので、人と争うようなことはしたくありません。
でもやっぱり、「苦手だな」と思う人もいるんですよね。それは仕方がないことだと思います。
ただ、はっきりと苦手だと言い切れない、「なんとなく苦手な人」というのもいます。
そのような、なんとなく苦手な人は、なぜ「何となく苦手」なのか。うまく付き合っていくにはどうしたら良いか?経験をふまえてお伝えします。
目次
なんとなく苦手な人はなぜ「なんとなく苦手」なのか?
なんとなく苦手な人は、なぜ「なんとなく苦手」なのか…?
まずはそのことについて、考えてみました。
直感的には嫌いな人?
私の経験からいうと、「なんとなく苦手な人」って、会って少し話しただけで、直感的に「この人とは合わないだろう」というのが分かります。
おそらく、
・ 声の大きさ
・ 話すテンポ
・ テンションの高さ
が「自分とは合わない」、と直感的に感じるのだと思います。
私は心が敏感で内向的なので、まず「声が大きい人」って苦手なんです。普通の会話であっても、声が大きいと威圧的に感じてしまいます。
また、しゃべるスピードが早い人も、まくし立てられるようで、威圧感を感じてしまいます。
そして、テンションが高い人も、ずっと一緒にいると疲れるので、苦手に思ってしまいます。
だから、少し話しただけで、理屈ではなく感覚として、「苦手だな」と感じてしまいます。「嫌い」とまでは言いませんが、積極的に仲良くなろうとは思いません。
苦手な人・嫌いな人との違いは?
ただ、だからと言って「なんとなく苦手な人」が悪い人だとは思いません。
私とは気が合わないだけで、「嫌い」なわけではないんですよね。
・ なんとなく苦手な人 → 自分とは気が合わない人
・ 苦手な人、嫌いな人 → 文字通り「嫌いな人」。どこが嫌いかはっきりしている。
「なんとなく苦手な人」とは、気が合わないので、考え方も違います。だから、その人の行動が「えっ!?」と思うことはあります。でもだからといって、それが明らかにダメな行為だとは思わないし、「価値観の違い」の範囲で収まると思います。
でも、苦手な人や嫌いな人って、その人の行動が明らかにダメだと感じる時があるんですよね。「価値観の違い」では収まらないような、誰が見てもその行為はダメなのではないかと感じるんです。
また、「なんとなく苦手な人」は、気は合わないけど、その人の「優しさ」を感じたり、尊敬する部分があったり、良い面が見えることもたくさんあります。

なんとなく苦手な人との付き合い方
でも私の経験では、やはり、「なんとなく苦手な人」とは、「気が合わない」ので、「なんとなく苦手」なままになる事が多いです。
尊敬はできるし優しさも感じる、でも、やっぱり声が大きい人は苦手だし、価値観の違いは感じる…そう思ってしまいます。
避けることができる場合
だから、「なんとなく苦手な人」を、避けることができる場合は、距離を置いた方が心が落ち着きます。
私は些細なことでも気にしてしまうので、やはり何となくでも苦手な人といると、疲れてしまうんですよね。
それに、話す前は緊張をしたり、身体に力が入ってしまって、心が落ち着かないんです。
そして、「なんとなく苦手な人」とは価値観が違うので、「傷つく言動」を受けることが他の人より多いです。

相手に悪気はありません。傷つける気もありません。
ただ、私が繊細すぎて傷ついてしまうんです。それは分かっていますが、

そして一旦傷ついてしまうと、「なんとなく苦手な人」から「苦手な人」に変わってしまう事もあるので、できるなら「適度な距離」を保って付き合う方が良いと思います。
避けることができない場合
ただやはり、「なんとなく苦手な人」を避けることができない時もあります。
一緒に仕事をしていたり、家が近かったり、どうしようもない時もあります。
そんな時、私が実践している事があります。それを順に説明します。
まず初めに、
- その人との「気まずい雰囲気になった会話のシーン」を思い出す
そして、なぜ「何となく苦手な人」との会話がうまくいかなかったのか、何が嫌に感じたのか、を考えます。
次に、
- どのようにしたら、「気まずくならなかったのか」を考える


そして、次に「何となく苦手な人」に会う時は、「素直に甘えよう」「落ち着いて会話をしよう」など決めておきます。
それから、
- 「何となく苦手な人」に会う時に実践する
今までの失敗を活かして、実践します。今までうまく甘えることができなかった「何となく苦手な人」には、少し甘えてみる、緊張してうまく話せなかった「何となく苦手な人」とは、心を落ち着けて話すなど、改善をしていきます。
そして、この事を、「何となく苦手な人」と会話をするのが緊張する、と感じなくなるまで繰り返します。
そして最終的に
- 記憶の上書きをする
「何となく苦手な人」と上手く会話ができたことや、「何となく苦手な人」の良い面や尊敬する部分を思い出して、「なんとなく苦手に思っていたけど、やっぱり良い人だな」とイメージの上書きをします。

私の場合ですが、やはり「何となく気が合わない人」とは、自然体で話すと会話が続かなかったり、気まずい雰囲気になってしまいます。
だから、ある程度は意識をして、会話をする方が気まずい思いをしなくてすむ事が多いです。

なんとなく苦手な人はなぜ何となく苦手なのか?上手な付き合い方は?―おわりに―
私は心が敏感な性格から、あれこれ考えてしまいますが、そうではない人はどのような感覚なのか、最近とても気になります。
私にとっては、考え過ぎることが普通なので、細かいことは気にしない人ってどのような感覚なのか・・・
「自分の感覚」と「他人の感覚」を入れ替えることができたら・・・なんて事を昔からよく思います。

自分の気質は変えることができないので、やはりうまく付き合っていくしかないですね・・・
コメントフォーム