【不登校の孫にかける言葉】本当に孫の為になる言葉ってなに?
うちには小学4年生の娘がいます。
娘は、小学3年生の2学期から不登校になりました。
そして4年生になった今は、週に2回午後から学校に通っています。
そんな娘のことを、私の両親であるお祖父ちゃん・お祖母ちゃんは、温かく見守ってくれています。
そして、その接し方が孫である娘にとって、とても良いものだなと感じます。
そこで、うちの両親であるお祖父ちゃん・お祖母ちゃんは、不登校の孫にどのように接しているか?についてお話します。
目次
不登校の孫にかける言葉、本当に孫の為になる言葉って?
うちの両親は、娘のことを産まれたときから、とても可愛がってくれていました。
娘に対して、いつも優しく声を掛けてくれて、娘もお祖父ちゃん・お祖母ちゃんが大好きです。
そんな娘は、とても繊細な性格で、そのことが原因で不登校になりました。
また不登校になる前から、朝にお腹が痛くなったり、朝起きるのが辛くなったり。
体調不良が続いていたんですよね。
両親は、そんな娘のことをとても心配していたと思います。
元気に学校に通っていると思っていた孫が、不登校になって、自分たちにできることはないか?
そう考えてくれたと思うんですよね。
でも両親であるお祖父ちゃん・お祖母ちゃんは、そんな心配を顔に出さず、娘に不登校になる前と変わらず接してくれたんです。
娘は、両親の前で体調を崩すこともあったので、本当はあれこれ言いたかったんじゃないかと思います。
でも両親は、娘に対してあれこれ言うことなく、娘が喜ぶような所へ連れて行ってくれたり、娘が好きなご飯を食べさせてくれたり。
いつも、孫である娘が喜ぶことをしてくれました。
だから娘も、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんと不登校になる前と変わらず接していますし、会うことを嫌がるようなこともありません。
このように両親が娘に対して、「学校に行っていても行ってなくても、可愛い孫には変わりない」という思いで接してくれるので、
母親である私も、とてもありがたく感じています。
不登校の子に言ってはいけない言葉は?
不登校である娘にとって、以前と変わらずに接してくれることは、
相手が祖父母であっても、友達であっても嬉しいものです。
不登校になったからといって、腫れ物に触るように接せられたら嫌だろうし、
「学校に行きなさい」と怒られても、もちろん嫌なはずです。
不登校になる理由って本当に人それぞれです。
だから、その子によって言われて嫌な言葉は違うと思います。
でも、繊細すぎる性格の娘の場合は、次のような言葉を言われると嫌なようです。
- 何で学校休んでるの?
- いつ学校に行くの?
- もっと頑張らないとダメ
- 引きこもってないで外に出ないと
これらは言われると、かなり嫌な気持ちになっています。
不登校が治るきっかけって?
ただ反対に、娘は褒められることが大好きです。
そして、人の役に立って「ありがとう」と言われることも、好きなんですよね。
娘は、小学3年生の2学期の初めに不登校になりました。
でも、同じ2学期の終わりには、放課後に学校へ行けるようになりました。
このように、不登校だった娘が学校へ行けるようになったのは、
まわりの大人から、たくさん褒められたのが要因の一つだと思います。
お父さんやお母さん、担任の先生、そしてお祖父ちゃん・お祖母ちゃんに、たくさん褒められて、自分に自信がついたと思うんですよね。
そして自信がついた娘は、図工の作品作りや料理、パソコンなどいろいろなことを頑張っていました。
そうしていくうちに、体の調子も良くなって、娘が自分で自分の健康を気遣うようになりました。
ただ、4年生になった今では、体は元気になり、勉強もするようにって習い事も始めましたが、
学校には、週に2回午後だけ行くという状態です。
でも、お父さんやお母さん、担任の先生、そして祖父母と、まわりの大人全員が、娘のペースを尊重しています。
そして、いろいろなことを頑張る娘を褒めて、愛情深く接しています。
そのおかげか、娘が学校へ行く回数が、ほんの少しずつですが多くなっています。
不登校の子供と向き合うのは、とても大変なことだと言われています。
でもうちの場合、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんも孫を大切にしてくれるので、
母親である私は、そんなに大変だと思ったことはないんですよね。
学校に行くという「普通のこと」ができない孫を叱るのではなく、ただただ孫の健康を祈ってくれる祖父母。
そんなお祖父ちゃんやお祖母ちゃんが、娘の笑顔を支えてくれていると感じます。
【不登校の孫にかける言葉】本当に孫の為になる言葉ってなに?―おわりに―
私の両親は、本当に娘のことを大切にしてくれています。
両親は娘が学校へ行くことより、健康で笑っていることの方が大切だと考えているようです。
実は私もそう考えているのですが、そのことも不登校である娘には良いのかもしれません。
ただ、不登校だと迷うことが多いのも事実です。
だから両親の存在が、私にとってとても心強くて助かっています。
コメントフォーム