【不登校の親にかける言葉】先生に言われて嬉しかった言葉・言われたくない言葉
うちには小学4年生の娘がいます。
娘は3年生の頃に不登校になり、今は週に2回だけ学校に通っています。
子供が3年生の時の担任の先生は、娘が不登校になり始めの頃~3年生が終わるまで、ずっと母親の私をサポートしてくれていました。
そんな担任の先生には、親として本当に感謝しています。
そこで当時、担任の先生から言われて嬉しかった言葉、もしこんな事を言われてたら辛かっただろうな、という言葉についてお話します。
目次
子供が不登校の時に先生に言われて嬉しかった言葉は?
子供が3年生の頃の担任の先生からは、たくさん心が温まる言葉を掛けていただきました。
そのなかで、特に印象に残っている言葉についてお伝えします。
学校は行っても行かなくてもいい
この言葉は何度も何度も言っていただきました。
私も子供に対してそう思っていたので、先生と同じ考えで嬉しかったのもあります。
子供としても、お母さんに言われるのと、先生に言われるのとでは、また違った印象があったと思います。
ゆっくり、ゆっくり行きましょう
先生にそう言ってもらえて、かなり落ち着くことができました。
また先生から、「思っているより3倍くらい時間を掛ける方がいい」と言われて、先を急がなくていいと思えました。
お母さんはどうですか?
子供が不登校になってすぐは、先生と子供の様子についてよく話をしました。
でもあるとき、「お母さんはどうですか?何が一番つらいですか?」と聞いて下さり、私のことも気に掛けて下さって嬉しかったです。
お母さん、すごいです
子供が不登校になると、いろいろと悩みが出てきます。
自分の対応は合っているのか?
分からないんですよね。
そんなときに先生から、「お母さん、すごいです」と言われて、自分の対応は間違ってないんだと思えて、嬉しかったです。
○○ちゃんはすごい(褒め言葉)
子供のことを、本当にたくさん褒めていただきました。
ちょっと大袈裟かな?と感じるくらいの褒め方でしたが、子供はとても喜んでいました。
そして、たくさん褒めてくださったので、子供も自分に自信を持つことができました。
○○ちゃんは、これまでもこれからもずっと幸せ
先生との最後の挨拶で、この言葉をもらいました。
子供が不登校になると、母親として後悔することがいっぱいあるんですよね。
子供はずっと辛い気持ちを抱えていたのかな?とか、もっと子供のためにできた事があったんじゃないか?など。
そんな時先生から、「○○ちゃんは、これまでも幸せだったし、これからもずっと幸せです」と言ってもらえて、
「母親として間違っていない」と言ってもらえたような気がして、本当に嬉しかったです。
このように、3年生の頃の担任の先生には、ずっと優しい言葉を掛けてもらい、救われたことが何度もありました。
子供に対しても、母親である私に対しても、ずっと寄り添った対応をしてくださったんですよね。
そのおかげで、不登校だった娘は放課後に登校するようになり、3年生の終わり頃には、何度か授業を受けることもできました。
子供が不登校の時に先生に言われたくない言葉は?
では反対に、子供が不登校になって、先生から言われたら辛い言葉は何か?についてお伝えします。
多少は無理してでも学校は行くもの
担任の先生が、「学校は行くべき」と思っていたら辛いです。
学校に行くことを促すような言葉、「学校にはいつ来れそうか?」など急かす言葉。
そんな言葉を言われたら、親としてもしんどいんですよね。
学校に行かないのは甘えです
また、担任の先生が「学校に行かないのはダメ」と思っていても辛いです。
子供が学校に行かないことを「甘え」とか、「我慢が足りない」と言われたら、親としても辛いです。
お母さんもっと○○してください
先生からアドバイスをいただけるのは嬉しいのですが、今までの対応を否定されたら傷つきます。
あっ!○○でしたね
子供のことを忘れていたような発言をされると辛いです。
先生が忙しいのは分かっていますが、不登校だと親も子供も敏感になっています。
だから、子供のことを忘れていたような発言はかなりショックです。
先生って忙しいですよね。
それに、うちの子だけを見ているわけではないので、他の問題も抱えていて大変だと思います。
それは分かっているんですけど、こちらとしても、子供が不登校で気持ちに余裕がありません。
だから、先生に悪気はなくても、つらい気持ちになることがあります。
それに先生の言葉って、親としては重く受け止めてしまうんですよね。
だから、不登校児の親としては、先生には優しく寄り添ってほしいなと思います。
【不登校の親にかける言葉】先生に言われて嬉しかった言葉・言われたくない言葉―おわりに―
子供が不登校から週に2回学校へ通うようになり、娘のクラスの様子を見る機会が増えました。
そうすると、「小学校の先生って大変だな」と思うことが多いです。
そんな大変ななか、不登校児の対応もするとなると、本当に先生って大変だと感じます。
だから親としては、先生への感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いました。
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