入学前の学童が不安 内気なわが子が楽しめた理由は?工夫した事は?

保育園を卒園してすぐ、新一年生の娘は、小学校に入学する前に学童保育に通い始めました。新しい環境が苦手で、大人しい性格の娘が、学童保育に楽しく通えるか、とても心配でした。
でも意外なことに、内気な娘は、入学前の学童保育を楽しく通うことができました。その理由は何か?また、娘が少しでも学童保育を楽しめるように、わが家で工夫した事。これらについてお話します。
目次
入学前の学童が不安 内気なわが子が学童を楽しめた理由は?
保育園の頃は、慣らし保育がなかなか終わらなかった娘。
人見知りが激しくて、心配性で、新しい環境が苦手な娘。

そう思っていました。娘の性格を考えると、すぐに学童保育に慣れるとは思えなかったんです。きっと、緊張して不安を感じているだろうな、そう思っていました。
でも意外なことに娘は、

どんなおもちゃがあるかな?
楽しみー!
と言っていました。
娘は、3月30日まで保育園に通って、4月1日から学童に通い始めました。
「春休み」なんて一日もなかった娘に申し訳なさを感じていたので、せめて学童保育が娘にとって「楽しい所」であって欲しいと願っていました。だから私にとって、娘のその言葉は本当に嬉しいものでした。
でも、新しい環境が苦手な娘が、なぜ学童保育を楽しみに感じる事ができたのか?
その1つの理由が、
- 仲の良い友達が一緒の学童保育だった
たまたま、同じ保育園で仲の良かった友達が、同じ学童保育(小学校)に通うことになったので、娘は安心できたようでした。本当にこのことはラッキーで、運が良かったと思います。
しかし、娘が学童保育を楽しみに感じる事ができた理由は、もう1つあります。それは、
- 学童保育のことをよく知らなかったから
このことも大きな理由の1つでした。
学童保育が、どのような環境なのか、どのような子がいるのか、全く知らなかったからこそ楽しみに感じる事ができたようです。

本もたくさんあるよ。
小学校が違う○○ちゃんも一緒だよ。
このように、学童に通う前に「学童保育の良い面」を娘に伝えたのも良かったのかもしれません。
入学前の学童が不安 内気なわが子が楽しるように工夫した事は?
わが家では、先ほどの娘への「学童の良い面を伝えたこと」以外にも、学童保育を楽しめる工夫をしていました。娘は「可愛いもの」が好きなので、
- お弁当箱・お箸・水筒を娘の好きなキャラクターのものに
- お弁当をキャラ弁に
- おかずを娘の好きな物に
お昼ご飯の時間を楽しめるように、お弁当の工夫をしました。
入学前の学童保育は、9時から18時までと長い時間 預けていたので、「お昼ご飯が楽しみ」という事が、大切かなと思いました。
とは言え「キャラ弁」って作るのが大変そうなイメージがありますよね。でも、「おにぎり用の型」や「かわいいピック」などを使うと、意外と簡単にできましたよ。

そして、お弁当以外にも工夫をしました。それは、
- 娘の好きな折り紙を用意した
- 娘の好きな塗り絵を用意した
- 娘の好きな色鉛筆を用意した
他学年の子が勉強をしている時、新一年生は、「座って静かにできるもの」を用意するように言われていました。そこで、娘と一緒に買い物に行き、とにかく娘が「これが良い!」と選んだものを、少し多めに買いました。娘の「お気に入りのもの」を用意することで、それを使う時を、楽しみに感じて欲しかったからです。
このように学童保育に通う前に、「娘の好きなもの」を準備したことで、「学童保育へ行くのが楽しみ」と思えたようでした。
その後、内気なわが子は学童保育を楽しんでいる?
このように娘は、入学前の学童保育を楽しむことができましたが、入学後はどうだったか?
実は・・・

そう言って、1年生の冬に学童保育を辞めました。特にトラブルがあったわけではなく、先生も良い方ばかりだったのですが、娘にとって学童保育が合わなかったようです。

娘が「学童に行きたくない」と言い出した時、私はそう思いました。家でゆっくりするのが好きな娘にとって、放課後を学童保育で過ごすのは合っていないと思っていたんです。
学童保育が好きな子と苦手な子の違いは、「合うか合わないか」の違いが大きいと思います。でも、その学童保育が「合うか合わないか」はある程度の期間、通い続けて分かりますよね。
だから、入学前の娘は学童保育は楽しめたのだと思います。どんな所か分からないこそ、期待が膨らんで楽しむことができたのだと思います。
親の私から見ると、とても良い学童保育だったので、辞めたことは残念ですが、どうしても「合う・合わない」はありますよね。入学前はまだ学童保育が子供に合うかどうか分からないので、今思えば、「どんな所か分からないし、まずは行ってみよう」と気負わずに考えれば良かったなと思います。
入学前の学童が不安 内気なわが子が楽しめた理由は?工夫した事は?―おわりに―
娘が通っていた学童保育では、誕生日会や映画鑑賞会などの行事があり、子供たちはとても喜んでいました。先生方も親身になって下さる方が多かったので、「良い学童保育で良かったなぁ」と思っていたのですが、娘には他学年の子もいて、騒がしい空間だったようです。子供たちには、学童保育で元気いっぱいに遊んで欲しいと思いますが、それがうるさく感じる子もいて…難しいですね。
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