HSPで夫といると疲れる…家を快適にする工夫には何がある?
HSPで夫といると疲れる。
夫が嫌いなわけではないし、イライラするわけでもない。
それなのに、なぜか疲れてしまう。
実は私もHSPで、夫といると、疲れると思うことがあるんですよね。
ただ、結婚して10年以上たつので、今はそれなりに快適に過ごしています。
そこで、これまでの経験から、
- HSPで夫といると疲れる時に、家で快適にすごす工夫には何がある?
についてお伝えします。
目次
HSPで夫といると疲れる時に家を快適にする工夫って?
HSPだと、本当に些細なことが気になりますよね。
だから、正直なところ、家でも疲れることってあります。
特に夫がいると、「○○した方がいいかな?」とか「夫は○〇と思っているかな?」など。
そう思って、リラックスできないんですよね。
では、そんなときはどうしたらいいか?
1人で過ごせる空間を作る
HSPは、1人の時間が必要ですよね。
そのため、1人で過ごせる空間を作ることが、家で快適に過ごすには必要です。
だから、自分の部屋を作るとか、物置の部屋に自分のテリトリーを作るなど。
とにかく自分の空間を作るといいです。
これがあるのと無いのとでは、全然違うんですよね。
私は結婚当初は、自分の空間ってなかったんです。
だから、夫が家にいると、なんとなくリラックスできなくて…。
でも、自分の空間を作ってからは、夫がいても落ち着いて過ごすことができるようになりました。
そのため、HSPには自分の部屋など、1人で過ごす場所があるといいですよ。
寝室を別にしてみる
また、もし可能であれば、夫婦で寝室を別にするのもおすすめです。
夫と同じ部屋で寝ると、意外とストレスって多くないですか?
なかなか夫に「寝室を別にしよう」と言いにくいかもしれませんが、寝室が別だとかなり快適ですよ。
ちなみに、私たち夫婦も寝室は別なのですが、夫には「夫と子供の寝る時間が違うから」と言い訳をしました。
寝室を別にして2年以上たちますが、今では「夫と一緒の部屋で寝る」なんて考えられないくらいです。
夫に1人の時間が必要なことを伝える
ただ、いきなり家に自分の空間を作ったり寝室を別にすると、夫は不快に思うかもしれません。
そのため、たとえば「疲れやすいから」とか、「ストレス発散をしたいから」など。
理由をつけて「1人の時間が必要なこと」を伝えておくといいです。
また、たとえば「生理前はしんどい」とか、「月末は仕事が忙しいからゆっくりしたい」など。
細かく理由を言うと、より理解してくれるはずです。
だから、1人で部屋にこもる前は、夫に声を掛けておくといいですよ。
そうすると、より安心して、1人の時間を過ごすことができます。
「夫は夫で自分のしたいようにする」と思う
ただ、部屋にこもって好きなことをしていると「こんなことしてていいのかな?」と思うこともあります。
でも、そんな風に思う必要はないです。
なぜなら、HSPにとって1人で自由な時間を過ごすことは、次にがんばるために必要だからです。
それに、夫だって放っておけば、自分の好きなようにするはずです。
いちいち世話を焼かなくても、大人なんだから自分でしたいようにします。
家事の大部分を担っていると、どうしても「家族のために」とあれこれ考えてしまいますよね。
「家族が喜ぶために」とか「夫は仕事で疲れているから」など、自分よりも家族を優先することが多いです。
でも、夫や家族のために頑張りすぎる必要はないですよ。
夫は大人なんだから、世話をしなくても大丈夫。むしろその方が、夫も気楽でいい。
HSPを夫に打ち明けるべき?
ただ、こうなってくると、夫にHSPを打ち明けた方がいいのか?
迷うかもしれません。
ただ、私の経験では、夫にHSPを打ち明ける必要はないと感じています。
なぜなら、「HSPを打ち明ける=夫に配慮を求める」となるからです。
なんというか、夫に配慮してほしいけど、してほしくもない。
これが本音です。
HSPだと「人から気を遣われる」ってしんどいですよね。
そのため、夫にHSPだと打ち明けると、夫から気を遣われすぎてしんどくなると思うんです。
そうすると、本当はしんどいのに大丈夫なフリをしてしまいます。
だから、私はあえて夫にHSPを打ち明けていません。
でも、「疲れやすいから」とか、「生理前にしんどくなる」など。
具体的なつらさは伝えています。
そうすることで、1人で部屋にこもることを理解してもらっているんですよね。
それに、考えすぎかもしれませんが「HSPだから疲れやすい」と言うと、言い訳をしているように聞こえる気がするんです。
なんとなく「HSPだから仕方ないでしょ!」と言ってるみたいで、言いづらいんですよね。
もちろん、そんな風に思うなんて、私の勝手な価値観です。
でも、自分がそう感じてしまう以上、夫にはHSPを打ち明けるのはしんどいです。
だから、私は夫にHSPを打ち明けていません。
結局のところ、夫にHSPを打ち明けるかどうかは、自分次第だと思います。
夫に打ち明けることで自分が楽になるのであれば打ち明ける。
そうでないならば、打ち明けない。
これでいいのでは?と感じます。
HSPの夫婦は距離感が大事
結局のところ、HSPの夫婦は「距離感が大事」です。
夫と距離が近いと、やっぱり疲れてしまいます。
でも、一緒に暮らしていても、適度な距離感でいれば疲れやすさは全然違います。
正直なところ、私は普段は夫とほとんど会話をしません。
それに、寝室が別なだけでなく、夕飯も別々に食べています。
ただ、お互いに自分の役割は果たしますし、相手を気遣うこともあります。
また、家族で出掛けることもあるんですよね。
なんというか、私たち夫婦にとっては「いい距離感」なので、快適に過ごしています。
夫といると疲れる。
家族といると疲れる。
HSPだと、そう思うことってありますよね。
でもそんなときは、夫や家族との距離感が近いからです。
そのため、夫であっても少し距離を置く。
そうすると、家で快適に過ごすことができるようになりますよ。
HSPで夫といると疲れる…家を快適にする工夫には何がある?―おわりに―
私が夫にHSPを打ち明けないのには、他にも理由があります。
実は昔、夫に「自分は精神的な病気かもしれない」と言われたことがあるからです。
そのときは、正直なところ、ちょっとつらかったんですよね。
肩に重荷がグッときて、しんどいと感じてしまったんです。
そのため、夫にはHSPを打ち明けていません。
その方が、夫も私も、気が楽なんですよね。
HSPはあくまで自分を理解するために必要なもの。私はそう捉えています。
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