HSPの意外な気分転換法!暗い気持ちが楽になった方法とは?

最近、体調が悪いこともあって、暗い気持ちで過ごす事が多かったです。

本気でそう思うくらい、気持ちが塞がっていました。家族以外と話したくないし、外出も極力したくない。ずっと好きなドラマを見たり、寝たり、娘と遊んだり、家事はするけれど、家の中で誰にも気を遣うことなく過ごしていたい、そう思っていました。
でもそんなある日、こんな暗い気分を吹き飛ばしてくれた事がありました。それはどのような事か、お話します。
HSPはひきこもりたくなる
特別に嫌なことがあったわけではないのですが、もう本当に人生に疲れて、何をするのも嫌になってしまった事がありました。

傷ついたり不安な気持ちになるのが疲れた。
家に引きこもって、気楽に過ごしたい。
私は在宅で仕事をしているので、ある程度は、家に引きこもって生活をすることはできます。でも、子供の小学校のPTAの本部役員をしているので、月に数回は小学校に行かなければなりません。
このPTAの仕事は、本当に大変で、今一番ストレスに感じることです。PTAのストレスがなければ、家に引きこもりたいとまでは思わなかったかもしれません。
家に引きこもるにはどうしたら良いか?
PTAが終わったら、今より引きこもって生活ができるけど、それは親としてどうか?
家に引きこもりながら収入を得続けることはできるか?
など、家に引きこもる事について、本気で考え始めました。

とても些細な事であれこれ悩み、誰からも怒られていないのに否定されたような気になり、先の事を考えては不安になって、こんな心が敏感すぎる自分が、これから先どうやって生きていけば良いか、本当に分からなくなりました。
HSPが楽になる意外な方法は?
こんな状態だったので、PTA役員の仕事で、小学校に行くのが、本当に辛かったです。だから、役員の皆で仕事をすると決めていた日、

実際に身体の調子が悪かったので、欠席をしようかと思いました。でも、気になる仕事があったので、
無理をしないように
頑張り過ぎないように
落ち着いた気持ちで
と自分に言い聞かせて行くことにしました。何となく、欠席をしたら、もっと暗い気持ちになる気もしました。

身体か心が苦しくなったら途中で帰ろう。
そう思いながら小学校へ向かいました。
小学校に着くと、まず気になる仕事を終わらせ、少し心を落ち着かせました。
そして、PTA役員の皆で協力して、1~2時間仕事をおこないました。

でもこの日は、

落ち着いて自分ができる事を自分のペースで。
そう心掛けて仕事をしました。
でも不思議なことに、そのように仕事をしても、人並みの量の仕事はできたと思います。極端に私だけ仕事量が少なかったという事は、なかったと思います。
給料をもらう仕事なら、そうもいかないと思いますが、PTAというボランティアの仕事なので、無理に気合を入れすぎて疲れるくらいなら、自分のペースで仕事をしても良かったなと思いました。
このように思えたこともあって、その日は、比較的リラックスして過ごす事ができました。そして、仕事の合間に、PTA役員の方達といろいろとしゃべって、楽しい時間もありました。
そして4時間ほど作業をして家に帰りました。

でもその日はそれ程疲れていませんでした。
そして何より、

人見知りで内向的な私は、人と接すると疲れてしまう事が多いです。その人が好きとか嫌いとか関係なく、どうしても気疲れしてしまうんです。そして、ゆっくりと休憩する時間を作らないと、次の日まで疲れが取れません。
それなのにこの日は、人と過ごす事で、家に引きこもりたいくらい暗かった気持ちが明るくなりました。
人と接したくない。家に引きこもりたい。
そう思っていたのに、その気持ちを解消してくれたのは、「人と接すること」でした。
きっとこの日、体調不良でPTAの仕事を休んでいたら、ずっと暗い気持ちのままだったと思います。無理にでも外に出ることで、暗い気持ちが解消されました。
何もかもが嫌になって、誰にも会いたくない気持ちの時に、外に出て誰かに会うことは、本当に気が重いですが、思い切って一歩踏み出すと、明るい気持ちになれる事もあるんだな、と思いました。そしてその一歩を踏み出せた経験は、きっと次に繋がるだろうと感じます。
HSPの意外な気分転換法!暗い気持ちが楽になった方法とは?―おわりに―
私は、ずっと家に引きこもって生活ができたら、きっと気楽に楽しく過ごせるだろうと思っていました。経済的に余裕があって、PTAなど外と接する機会もなかったら、幸せに暮らせるだろうと思っていました。
でも、実際のところ、そうでもないのかもしれません。「こんな生活をしてて良いのかな」とか、「親としてどうなのかな」とか、いろいろ不安になっていたかもしれません。
人見知りの私でも、人と接して生活をしていくことが、楽しく過ごしていく為には必要なのかなと思いました。
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