仕事の対処法

結局のところHSPに事務職ってどうなの?向いている理由と向いていない理由【体験談】

HSPは事務職に向いているのか?

 

事務職って人気だし、丁寧に仕事をするHSPに向いている気がしますよね。

 

ただ実際のところ、HSPには事務職が向いていない面もあります。

 

 

HSPに事務職ってどうなのか?

 

そこで、事務職歴10年の経験から、

 

  • HSPが事務職に向いている理由・向いていない理由
  • 結局のところ、HSPに事務職はどうなのか?

 

についてお伝えします。

 

 

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HSPが事務職に向いていない理由って?

「HSPは事務職に向いていない」

 

そう思うのにはいくつか理由があります。

 

ぷーこ
ぷーこ
まずは、HSPが事務職に向いていない理由をお話します。

 

 

電話応対が苦手

事務職といえば、電話応対をすることが多いと思います。

 

でも、HSPは「電話」が苦手ですよね。

 

相手から何を言われるか分からないし、急な対応を求められることがあるので、HSPにはつらいです。

 

ぷーこ
ぷーこ
特に慣れるまでは、相手の声を聞き取るのも大変です。

 

そのため、HSPは事務職に向いていないといえます。

 

書類の記入ミスが後から気になる

事務職といえば、書類の作成が多いと思います。

 

でもHSPだと、「作成した書類に記入ミスがあったかも」と後々に気になってしまいます。

 

特に忙しかったり、途中で誰かに話し掛けられたりすると、「あの時の書類ミスしたかも…」と家に帰ってから不安になったりするんですよね。

 

ぷーこ
ぷーこ
そして一旦気になり出すと、ずっと不安を抱えたままになってしまいます。

 

実のところ、私は今まで事務職をしていて、このことが一番につらかったです。

 

きちんと見直したつもりでも、間違っていたこともあるので、自分に自信が持てなくんるんですよね。

 

そして気になり出すと、夜も眠れなくなるので、HSPに事務職は向いていないなと思います。

 

確認作業が多くて時間が掛かる

そして、ミスをしないように慎重になるため、書類のチェックなど確認作業が多くなってしまいます。

 

そうすると、1つの仕事を終えるのに、時間が掛かってしまうんですよね。

 

一度でもミスをすると不安になるので、どんどん確認作業が多くなってしまいます。

 

ぷーこ
ぷーこ
確認する回数も、2回3回と増えていきます。

 

そうすると、仕事をするのが精神的につらくなってくるんですよね。

 

何度も確認しないと不安だけど、そんな自分が嫌になってきて、だんだん仕事がつらくなってきます。

 

スピードを求められるのが苦手

事務の仕事は、早くて質が高いのが一番です。

 

特に忙しい職場だと、どうしてもスピードが求められます。

 

でもHSPだと、あれこれ考えてしまうので、スピーディーに仕事をするのが苦手です。

 

それに一度作成した書類は、何度か確認作業をおこなうので、スピードを求められるとつらいんですよね。

 

ぷーこ
ぷーこ
それに焦ってしまいます。

 

もちろん、早めに仕事をするなど対策を取ることはできますが、業務量が多いとつらくなってきます。

 

 

HSPが事務職に向いている理由って?

ただそんなHSPも、事務職に向いているなと思うことはあります。

 

ぷーこ
ぷーこ
次は、HSPが事務職に向いている理由をお伝えします。

 

 

丁寧な書類を作る

HSPは真面目に丁寧に仕事に取り組むので、作成する書類も丁寧です。

 

それに質の高い書類を作るので、周囲から頼られることが多いです。

 

ぷーこ
ぷーこ
同じ書類なら、丁寧に作成されたものの方がいいですよね。

 

 

万が一に備えた対応ができる

またHSPは、あれこれ考えて仕事をするので、万が一に備えた対応が得意です。

 

普段から「もし○○だったら…」と考えているので、いつも念の為の準備をしています。

 

そのため、想定外のことが起きても、すぐに対応できたりします。

 

ぷーこ
ぷーこ
最悪の事態を常に想定しています。

 

 

ミスが少ない

また、HSPは失敗をするのが極端に嫌なので、自分がした仕事の確認作業を怠りません。

 

そのため、仕事のミスがほとんどないです。

 

仕事をするうえで、ミスが少ないって大きな強みですよね。

 

ぷーこ
ぷーこ
書類の作成など、ミスは事前に気づきます。

 

 

相手に合わせた対応ができる

またHSPは、表情や仕草などから、相手の気持ちを察することができます。

 

そのため、担当するお客さんや、職場の人の仕事スタイルに合わせた対応ができます。

 

ぷーこ
ぷーこ
せっかちな人には素早い対応、心配性の人には丁寧な対応など、その人に合わせた対応ができます。

 

そのため、周囲から頼りにされることが多かったりするんですよね。

 

 

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結局のところHSPは事務職に向いているの?

では結局のところ、HSPに事務職はどうなのか?

 

 

HSPで10年事務職をした経験からいうと、

 

「HSPは事務職に向いているけど、仕事をするのは辛い」

 

 

というのが答えです。

 

 

ぷーこ
ぷーこ
自分自身はつらいけど、職場の人からは信頼し頼りにされます

 

 

そのため、また事務職をしたいかといわれると、正直なところ複雑です。

 

 

また「ミスしたかもしれない」と不安になるのは、本当につらいんですよね。

 

 

できればその場で完結するような、後から気にならない仕事がいいです。

 

 

ぷーこ
ぷーこ
ミスをしたらすぐに分かるような仕事がいいです。

 

 

ただ事務職であっても、職場環境に大きく左右されます。

 

 

落ち着いた職場で、誰かのサポートをする作業であれば、後々にミスが気になることはないかもしれません。

 

 

だから、HSPに事務職は向いていると思いますが、どのような環境でも対応できるとは言い難いです。

 

 

でも反対をいえば、職場環境によっては、周囲から信頼され落ち着いて仕事ができます。

 

 

ぷーこ
ぷーこ
職場環境が何より大切です。

 

 

 

HSPは人より心が敏感なので、なかなか力を発揮できない時がありますよね。

 

 

でも、人よりも「すごい面」はたくさんあると思います。

 

 

だから、「無理をしないように」でも「自信を持って」がんばるといいのかなと感じます。

 

 

結局のところHSPに事務職ってどうなの?向いている理由と向いていない理由【体験談】―おわりに―

事務職って座って業務ができるし、ある程度は決まった仕事が多いので人気ですよね。

 

でも、HSPにとっては辛い面があるのも事実です。

 

ただ営業職など、もっとHSPにとっては辛いと思える仕事もあるので、事務職はいいのかもしれません。

 

HSPにとっては「仕事そのもの」が大変ですよね。

 

だから、少しでも安心できる仕事に出会えるといいですよね。

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プロフィール

こんにちは、ぷーこです。
HSP(Highly sensitive person、とても繊細な人)という気質で、生きづらさを感じながらも、何とか生きています。HSPだと、学生時代、仕事、結婚・出産、PTA役員、ママ友など、いろいろと大変なことがありますよね。
ママ友などまわりの人には聞けない「HSPならではの生きづらさ」について、HSPの視点で発信しています。

また「HSPの心の中」や「HSPの物事の感じ方」についても同時にお伝えしています。「HSPの気持ちがわからない」という方にお届けできればうれしいです。

夫(HSP)と娘(小学生・HSC)の3人家族。
フルタイム共働きを経て、今は退職してHSC子育てに奮闘中です。

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