心配性な子供が笑顔になる為にできる親の対応は?心掛けることは?

この前、小2の娘が言いました。

あと4日しかないよ・・・
娘達2年生は、歌の発表をします。2年生全員で歌うので、ソロパートがあるわけではありません。それなのに、娘はとても緊張していて、あと4日しかない事を焦っていました。しかも、

大丈夫かな・・・
と言っていました。

娘は心配性だな・・
そう思いました。この事以外にも、娘は心配性だな、と思うことは度々あります。
でも、実は、私も子供の頃は心配性で、つらい思いをしてきました。だから娘の気持ちは、とても分かるんです。だから、娘が何かを心配して不安になっている時、私が子供の頃「お母さんにこうして欲しかったな」と思う事を実践しています。その事についてお話します。
目次
心配性な子供が親にされて辛い対応は?
私の母親は、とても真面目で正義感の強い人です。優しくて常識的な人だと思います。
でも、褒められた記憶があまりなく、どちらかと言うと、否定された事が多かったです。
多分、母は、子育てで忙しかったんだと思います。今となれば母の気持ちが分かりますが、母はイライラして疲れている事がほとんどでした。
だから私が、「○○が欲しい」とわがままを言ったら、「何を言ってるの!」と冷たく返事をされ、それ以来、「○○が欲しい」と言えなくなりました。そして、母に冷たい態度を取られるのが怖くて、わがままを言えなくなってしまいました。
こう言うと、母は冷たい人間のように思われるかもしれませんが、もともとは優しい性格です。ただ余裕がなくて、冷たい事を言ってしまうことがあった、という程度です。
おそらく、私が繊細すぎて、たった1回言われたことを引きずっていただけです。

ワガママな事や困らせる事は言えなくなった。
そのうち、あまりしゃべらなくなった。
だから、学校で嫌な事があったり、悩みがあっても、母に何も話せませんでした。1人で抱えて、1人で悩んで、何とか乗り越えてきました。

どんな自分も、否定せずに受け入れて欲しかった。
繊細で傷つきやすい性格なので、母には「否定」をされたくありませんでした。冷たい態度を取ったり、面倒な様子を見せて欲しくなかったです。いろんな事を心配して不安だった時、甘えさせて欲しかったです。
心配性な子供が笑顔になる為にできる親の対応は?
だから、娘には、「安心できる環境」を作るように心掛けています。
- 娘が言うことを否定しない
- わがままを言っても、冷たい返事をしない
- 甘えてきた時は、ギューッと抱きしめる
- 娘の話は最後まで聞く
外では大人しい娘も、家ではよくしゃべります。だから、正直なところ、

少し静かにして欲しい・・
と思う事もあります。でも、「静かにして!」と言わないようにしています。優しい口調で、「今仕事してるから、ちょっと静かにしてね」など、娘が傷つかないように言っています。
そのおかげか、娘は、家では、自由にのびのびと過ごしていて、「楽しい時」も「つらい時」も「不安な時」も「甘えたい時」も、どんな時も素直に感情を表現しています。
また、娘が「不安そうな時」は特に、娘の話をじっくり聞くようにしています。そして、些細な内容でも、「そんな事気にしなくて良いよ」と軽く言わず、「○○がつらいんだね」と共感をするようにしています。
心配性な娘は、私から見たら大丈夫と思えることも、心配をしている事があるので、そのような時は、
- 具体的な解決策を示す
- 娘が納得する方法を一緒に探す
- 考えても仕方がない事は、話題をそらせて気を紛らわす
このようにしています。
と言うのも、もし、私が子供の頃に母にこのようにしてもらえていたら、もっと安心した学校生活が送れていただろうと思うからです。
きっと、こうしてくれていたら、「お母さんは、どんな事があっても助けてくれる。味方になってくれる。」と思えて、もっと自分に自信を持って過ごせたと思います。

そんな気がするんです。「安心できる場所」がある方が、頑張れると思うんですよね。たとえ何か失敗しても、「安心して戻れる場所」があると思うと、勇気も出ると思います。
娘にとって、母親である私が、そんな存在にれたら、と思います。
心配性な子供が笑顔になる為に親が心掛けることは?
心配性で不安を感じやすい娘は、学校が嫌いなので、夜になると、気持ちが不安定になる事がよくあります。
また、発表会や参観などがあって、緊張をして心配になっている時もよくあります。
そのような時は、

この事を心掛けています。私は今だに、母が笑うと嬉しい気持ちになります。そして娘も、私が笑うと、必ずと言っていいほど笑います。
娘にとって、「お母さんの笑顔」は、何より安心できるもので、嬉しいものなんだな、と思います。
私が子供の頃、母は、疲れていたり、イライラしている事が多かったです。だから、お母さんが、いつも笑顔で接してくれていたら、もっと安心できただろうなと思います。
どんな時も、子供には笑顔で接する、これだけでも、子供にとっては嬉しい事だと思います。もし、私の母がいつも笑顔だったら・・・今でもそう思います。
心配性な子供が笑顔になる為にできる親の対応は?心掛けることは?―おわりに―
娘が、「6年生を送る会が心配だ」と言った時、「みんなと一緒に歌うから大丈夫だよ」と言いました。すると娘は、「○○のところが難しい」とか、「歌うのが早くなってしまうから気をつかないと」とか、いろいろと話し始めました。私はそれを「うん、うん」と聞いていたのですが、娘はそのうちに、違う事に気が向いたのか、別の話題を話し始めました。
女性って、しゃべるとストレス発散になると言いますが、まだ小2の子供でも、しゃべるとストレス発散になるのかもしれません。「さすが女の子だな・・」と思いました。
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