心配性で仕事が遅い部下にイライラ!どう声を掛けたら仕事が早くなる?

心配性でなかなか仕事が進まない部下。
その遅さにイライラしてしまう事ってありますよね。
できる事ならもう少し早く仕事を終わらせてほしい。
でも余計なことを言ったら、もっと仕事が遅くなりそうです。
そこで、心配性で仕事が遅い部下の立場から、心配性の人にはどのように声を掛けたら仕事のパフォーマンスが上がるか?を、これまでの経験をもとにお伝えします。
目次
仕事で心配性すぎる人はどんな風に業務をしてる?
そもそも、心配性の人はどのように仕事をしているのか?
それは、とにかく1つ1つ確認をしながら仕事をしています。
そして、確認をした後も気になって、何度も確認をしています。

実はそう思ってしまうのは、過去にある失敗をしたことが原因です。
その失敗とは、「きちんと確認をしたつもりの仕事でミスをしたこと」です。
2度も3度も見直したはずなのに、ミスをしてしまった。
そうすると、何度見直しても「本当に大丈夫だったかな」と不安になるんですよね。

自分でも心配性すぎる自覚はあるんですけど、それでも失敗をした経験があるので、「やっぱりもう一度見直しておこう」と何度も確認をしてしまいます。
だから、仕事が早く終わっても、何度も確認をするので結果的に仕事が終わるのが遅くなってしまいます。
心配性で仕事が遅い部下がパフォーマンスを発揮するにはどう声を掛ける?
そんな心配性な部下にはどのように声を掛けたらいいか?
どう接したら仕事を早く終わらせてくれるのか?

とにかく褒める
心配性すぎる部下は、自分に自信を失っています。
「自分なんてダメだ」と思っているので、とにかく褒めて自信を取り戻させます。
ただ褒める時は、無理に褒めるのではなく、本当にそう思ったことだけを言葉にします。

だから、「いつも仕事が丁寧で助かるよ」とか「ミスが少ないから安心して仕事を任せれる」など心からそう思ったことを言うようにします。
そうすると、部下は自信を持って仕事ができるようになるはずです。

そして自分に自信が持てるようになると、心配で何度も確認していた作業が減るはずです。
失敗をしても怒らずフォローする
また部下が失敗をしても、そのミスを責めずにフォローするようにします。
そうすると、心配性な部下は「ミスをする恐怖」が和らいで、過剰に確認することを控えるはずです。
失敗をすると、周囲に迷惑を掛けてしまうので本当に怖いんですよね。
だからできるだけミスをしないように何度も確認をしてしまいます。
でも上司が、「失敗は誰でもするもの」と広い心で受け止めてくれたら、安心して仕事ができます。

「○○さんにお願いしたい」と頼る
上司から、「○○さんに仕事をお願いしたい」と言われると、かなり自信になります。
上司に頼りにされて、自分は必要な存在だと思えるので、もっと頑張ろうという気にもなるんですよね。
そして、自信とやる気がアップすると、仕事の効率も上がります。

情けない自分を見せて安心感を与える
また、上司がすごい人だと尊敬はできますが、意外とプレッシャーを感じやすかったりします。
そしてプレッシャーを感じると、ミスできない恐怖から仕事の確認が増えてしまいます。
だから、あえて情けない面を見せて、部下にプレッシャーを与えないようにするのも方法だと思います。
実は私の上司は、情けない面がたくさんありましたが、とても相談がしやすく一緒に仕事をしやすい人だったんです。

私は心配性で、仕事が遅い時はたくさんありましたが、その上司と仕事をした時は仕事のパフォーマンスは良かったと思います。
安心して仕事ができるし、気軽に相談もできるので、どんどん仕事が進んだんですよね。
でも反対に、尊敬できるけど緊張する上司の仕事は、ミスできないプレッシャーから仕事が遅くなってしまいました。
だから、心配性すぎる部下に対しては、「プレッシャー」より「安心」を与える方がいいです。
その方が結果的に仕事が早く終わりますよ。

心配性な部下も疲れている可能性も
心配性で仕事が遅い部下。
上司から見るとイライラしますよね。
でも部下自身も、自分の心配性すぎる性格に疲れている場合もあります。

ただこの性格は、自分で直そうと思っても、なかなか直りません。
実は私も、自分の心配性すぎる性格を嫌に思っているんです。
でもいくら努力しても、心配性な面は直らなかったんですよね。

でも先ほどお話した「情けない面を見せてくれる上司」のおかげで、私は何度も救われました。
私が心配性で、かなり細かいことを気にして不安になっても、嫌な顔をせずに対応してくれたんです。
それどころか、褒めてくれることもあったんですよね。
心配性すぎる部下は、上司からすると「使えない存在」に感じる時があるかもしれません。

でも、上司の褒め言葉1つで自信を持つことができたり、安心して仕事ができたりします。
心配性すぎる性格は、仕事ではマイナスに感じるかもしれませんが、実はそのおかげでミスを防げたことがあるんですよね。
だから、心配性すぎる部下の立場としては、上司には「安心感」を与えてもらえたら、もっと仕事ができますと言いたいです。

でも、そんな上司であれば、その上司のためにも頑張りたいって思えます。
お世話になった分を仕事で返したいと思いますし、上司の役に立ちたいとも思います。
心配性すぎる部下は確かに仕事が遅いです。
でも対応1つで、活躍のできる部下に変わる可能性はありますよ。
心配性で仕事が遅い部下にイライラ!どう声を掛けたら仕事が早くなる?―おわりに―
私は仕事では心配性ですが、それ以外では心配性ではないことが多いです。
「まぁどうにかなるだろう」と思うことも多いんですよね。
でも仕事はミスをすると人に迷惑を掛けてしまうので、どうしても深く考えてしまいます。
心配性にもいろいろとあるのかもしれませんね。
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