失敗を糧に気づいた!「失敗が怖い」を克服できた考え方とは?

この前、買い物に行って、食パンと卵を買いました。食パンも卵も、なくなりかけていたのを覚えていたので、在庫の確認をせず買いました。
すると、夫がたくさん買っておいてくれたようで、食パンと卵であふれてしまいました。

食パンと卵を買うなら言ってくれたら良いのに!
と夫に対してイライラしてしまいました。
いつもなら、このイライラから、なかなか抜け出せないのですが、この時はすぐに前向きになる事ができました。いつも、こんな風に物事を考えたら良いのかな、と思った時のお話です。
失敗をしてイライラ
わが家は節約中なので、食パンを買う時は、消費期限が近くて値引きされたものを買って、冷凍保存するようにしています。冷凍保存をしても、味に鈍感な私は、おいしく食べれるので、この方法は良い節約法だな~なんて思っています。
でも、スーパーに、いつでも値引きされた食パンが売っているわけではないので、買い物に行って、見つけた時は買うようにしています。多少買いすぎても、4袋までなら冷凍庫に入るので大丈夫なのです。
ある時、コンビニに用事があって行った時、食パンが半額で売っていました。まさかコンビニで半額の食パンを見つけれるとは思っていなかったので、「これはラッキーだな。買っておこう!」と思い、半額になっていた食パン6枚切りを2袋を買いました。
そして、スーパーに行って、卵がなかったのを思い出して、卵を1パック買いました。
毎月、ギリギリの予算で食費を設定しているので、いい買い物ができて良かったな、と思って家に帰りました。そして、食品を冷蔵庫に入れようと思った時、

卵も1パックと6個ある!!
これだけあるなら、買う必要なかったよ・・・
なんと、夫が、昨日買い物に行った時に、食パンと卵を買っていたんです。夫は料理に関する仕事をずっとしているので、休日は夕食を作ってくれます。だから週に1回は食材を買いに行くのですが、何となく、自分が使うものだけを買ってきます。
それに、かなり前ですが、私が夫に「買い物に行く時は、自分が必要なものだけ買って」と言っています。夫は、気を利かせて、食パンと卵を買ってくれたのだと思うのですが、

余計なことしないでよ!
と思ってしまいました。せっかくお得に食パンを買えたと思ったのに、無駄になってしまった、と思ったのです。お金に余裕がある時だったら、まだ良いのですが、節約をしている時なので、とてもイライラしてしまいました。
失敗を成功へ変えることができた
冷凍庫には食パンが4袋。私が買った食パン2袋を入れるスペースはありません。しかも消費期限は明日。
そして、冷蔵庫には卵1パックと6個。私が買った卵が1パック。賞味期限は約10日後。
わが家は3人家族で、みんな小食なので、普通なら食べ切れる量ではありません。でも、期限切れになって処分するのはもったいない。

そうだ!夕飯に使おう!
主食がご飯じゃなくて、パンでも良いよね。
そして、どんな夕飯にしようかと考え、
・ビーフシチュー
・卵サンド
・ツナサンド
というメニューにしました。そして、食パン1袋、卵5個を使いました。また、食パンは別の時に4枚使ったので、何とか無駄にならなくてすみました。

食事を無駄にしなくて良かった。
この夕食は、夫も子供も喜んでいて、食材が無駄にならなかったし、家族も喜んだので、本当に良かったなと思いました。
食材を買いすぎた失敗を、家族が喜ぶ夕食という成功に、変えることができました。
「失敗が怖い」を克服できた考え方とは?
このことって、とても些細なことですよね。買いすぎた食材を夕食に使うなんて、多くの人がしている事だと思います。
でも私は、今まで、「食材を買いすぎない努力」はしてきましたが、「買いすぎた時に対処すること」はとても苦手でした。
これは、買い物に関する事だけでなく、仕事などそれ以外の事に関してもそうなんです。
「失敗をしない細心の注意」は払うけど、「失敗をした時の対処」が苦手。
でも、心配性で緊張をしやすい性格の私に必要なのは、「失敗をした時に対処できる力」だと思います。むしろ、この力が無いと自覚しているから、「失敗をしたらどうしよう?」と考え、いろいろ心配になったり、緊張をしたりするのかなって思います。
今までは、

って思っていました。でも、私は自分の性格や気質から、気楽に考える事は難しいと思っていたんです。だから、この性格を受け入れ、直すのではなく、付き合っていくしかない、と思っていました。
でも、もし、「失敗をしても対処できる力が自分にはある」、と思えたら、失敗を恐れる気持ちが少なくなると思うんです。そうすると、自然と、心配になったり、緊張したりする事が減るのではと思います。
「失敗をしても大丈夫。だって失敗しても、どうにかする力が自分にはある。」
そう思えたら、今までにはない自信がつくのでは?と思います。
「失敗しても大丈夫。時間が経てば皆忘れる」とか「失敗しても大丈夫。失敗しても死ぬことはない」とか、そういう言葉では安心できなかった私も、
「失敗しても大丈夫。だって失敗しても、どうにかする力が自分にはある。」
そう思えたら、心配・緊張・不安から、解放されると心から思えます。
失敗をしないように細心の注意を払ってきた私は、失敗をした経験が少ないです。そして、食パンや卵を買いすぎた、のような些細な失敗は諦める事が多かったです。
でも、とても小さな事でも、失敗をそのまま終わらせるのではなく、成功へと変えて、成功体験を積み重ねていくことが大事だと思いました。
この事に気づくことができて、

半額の食パンは、私にとって、とても大きなラッキーをくれました。
失敗を糧に気づいた!「失敗が怖い」を克服できた考え方とは?―おわりに―
「成功体験」って本当に大事だな、と思います。ここまでくると、自分に自信がないから成功体験が少ないのか、成功体験が少ないから自分に自信がないのか分かりませんが、「自分ならできる」と思うことって、心配性で緊張をしやすい性格だからこそ、大切なんだと思います。
コメントフォーム