【不登校の子に言ってはいけない言葉】繊細な子が先生から言われたら悲しい言葉って?

うちには小学4年生の娘がいます。
娘は小学3年生の時に不登校になりました。
不登校になった原因は、娘の繊細すぎる性格にあると思います。
そんな娘は、担任の先生が熱心に対応して下さったおかげで、今は週に2回登校しています。
その時、担任の先生の対応ひとつで娘の様子は変わるものなんだなと実感しました。
繊細すぎる性格の娘は、あの時先生が違った対応をしていたら、まだ学校へ行っていなかったかもしれません。
そこで、不登校である繊細な娘が、こんな言葉を先生から言われてたら、まだ学校へ行っていなかっただろうなと感じるものをお伝えします。
繊細な娘が苦手なこと
繊細すぎる娘は、その性格から特に苦手なことがあります。
それは、
- 人前で意見を発表すること
- 先生に話し掛けること
- 大きな声を出すこと
- 怒られること
とにかく緊張をしやすく恥ずかしがりなので、人前に立つことが苦手です。
また心配症なのに先生に話し掛けることが苦手なので、何か分からない事があると不安感が強くなります。

あと怒られることがとても苦手で、ちょっと注意されたくらいでも深く傷ついてしまいます。
学校生活って、自分の意見を言ったり、大きな声で歌をうたったりしますよね。
そして先生に質問をしたい時も多いと思います。それに、自分だけではなくても、先生から注意を受ける事がたくさんあると思います。
だから、繊細すぎる性格の娘にとって、学校生活は大変なことだらけです。

不登校になった繊細な子が先生から言われたらつらい言葉
そんな状態なので、学校に通うのがしんどくなり不登校になりました。

ただ娘は、褒められる事が大好きで、人の役に立つ事も大好きです。
だから3年生の時の担任の先生は、娘をたくさん褒めて下さいました。
さらに、クラスの一員として役割を与えて下さったので、娘はどんどん元気になっていきました。

ただあの時もし、先生が違った対応をされていたら、娘は今のように元気になっていなかったと思います。
例えば、次のような対応だと、娘は元気にはなれていなかったです。
自分の気持ちを言わそうと、あれこれ質問する
例えば、「家では何してるの?」とか「朝何時に起きるの?」など簡単な質問でも、娘は緊張して喋れません。
だから、あれこれ質問をされたら、追い詰められるような気持ちになります。
そして、緊張感が増して不安になってしまうんですよね。

だから、もしあの時先生が、娘が喋らないといけないような状況をたくさん作っていたら、今のように元気にはなっていなかったと思います。
否定するような言葉
ちょっとした言葉であっても、否定するような言葉を言われたら深く傷ついてしまいます。
例えば、娘は図工の作品を先生にたくさん褒められて自信を付けたのですが、褒めるのではなく「もうちょっと○○したら良かった」とか「色が明るかったらもっと良かった」など、小さな否定でもされると自信を無くします。

だから、娘が不登校という元気がない時は、先生にたくさん褒めていただいて本当に良かったと思います。
「もうちょっと頑張ろう」
娘は学校を休んでいましたが、娘なりにいろいろ頑張っていました。
だから先生から「もっと頑張ろう」「もうちょっと頑張ろう」など言われたら辛かったと思います。

繊細すぎる娘には、「頑張ろう」よりも「頑張ったね」の方がいいです。
3年生の時に娘がどんどん元気になったのは、先生が「すごいね。頑張ったね」と言って下さったおかげです。
プレッシャーを与える言葉
娘はプレッシャーに弱いです。
だからもし、「明日待ってるから学校へ来てね」なんて言われたら、その言葉が重く感じて、学校へ行けなかったと思います。
「○○しなければいけない」と思うと、しんどくなってしまうんですよね。

だから、「○○したかったらしてね」とか「どちらでも良いよ」など、娘の意思に任せてもらえる方が、プレッシャーを感じずにすみます。
先生だから悲しい言葉もある
小学生の娘にとって、先生はとても大きな存在です。
だから同じ言葉でも、先生から言われると感じ方が違ってくることがあります。
例えば、同じ褒め言葉でも、先生から言われると、とても嬉しいようです。

でも反対に、先生から注意されると、とても傷ついてしまいます。

娘のような繊細すぎる子だと、先生も対応が大変だと思います。
ましてや不登校となると、その言葉選びは難しいですよね。
でも、先生から大切に思ってもらえてると感じた娘は、どんどん元気になりました。

先生からたくさん褒めてもらえて、自信をつけ元気になった娘を見て、先生の大きさを感じました。
先生の声掛けひとつで、子供の心は強くなるのだなと感じます。
【不登校の子に言ってはいけない言葉】繊細な子が先生から言われたら悲しい言葉って?―おわりに―
娘は繊細で傷つきやすいので、母親である私も言葉選びは慎重にしています。
本当にちょっと注意しただけでも、「怒られた」と傷ついてしまうんですよね。
でも傷つきやすい分、他の人を傷つけるような事は言いません。
そんな娘のことを、先生の力をお借りして、見守っていきたいです。
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