長期休みにダラダラするのはダメ?有意義に過ごすとは?内気な娘の場合

うちの内気で気弱な娘は、小学校の長期休みは、ダラダラと過ごしています。親として、

と思うのですが、休憩することも必要なのかな、とも思います。
そこで、長期休みの過ごし方について、HSCだった自分の経験をもとに考えてみます。
長期休みにダラダラするのはダメ?
私も小学生の頃、長期休みは家で過ごすことが多かったです。そして、家で過ごすといっても、宿題が終われば、テレビを見るか、マンガを読むか、昼寝をするか…それくらいしかする事がありませんでした。だから、長期休みは、ダラダラとして過ごすことが多かったです。
家でダラダラするくらいなら、友達と遊べば良いのですが、友達と遊ぶのは気を遣って疲れるので、それなら家で1人で過ごそう、となっていました。
これってダメなことでしょうか?
内気で緊張をしやすい性格の私にとっては、この「ダラダラする時間」が「安心できる唯一の時間」でした。だから、ダメだと言われても、とても必要な時間だったのです。
でも、この「安心できる時間」も、長期休みの中盤~後半になると、「もうすぐで休みが終わる…」という恐怖との戦いでした。だから、長期休みであっても、ずっと身も心もダラダラしていた、という訳ではなかったです。
それに、ダラダラしていたと言っても、その姿を母親に見られるのは嫌だったので、早寝早起きをして、3食きっちり食べて、それ以外の時間を自分の部屋でダラダラ過ごす、という感じでした。
だから、ダラダラし切れていないというか、全身の力を抜いて、ダラ~・・・とはし切れていなかったように思います。

また、とてもワガママな話ですが、

このようにも思います。今、私は母親の立場ですが、こんな言葉なかなか言えませんよね…でもあの頃の私は、ダラダラする自分を否定せず、「それも必要な事だよ」って言って欲しかった、そう思います。
このような言葉を、子供に言うのが正しいかは分かりませんが、あの頃言って欲しかった言葉を、私は娘に掛けています。

そして、長期休みにダラダラとする娘を受け入れています。
こんな状態で、娘の将来は大丈夫か…?
とっても心配です。
でも、私にはない「自己肯定感」というものが、娘にはあるように思います。
そして、娘は「親は自分のことを大切に思っている」と感じていると思います。
長期休みを有意義に過ごすとは?
でも、長期休みに、ずっとダラダラと過ごすのは、実はそれはそれでしんどいです。何か時間を忘れて楽しめる事がある方が、「有意義に過ごせる」と思います。
と言うのも、私が小学生の頃、そのような物がなくて、つまらない日々を過ごしていたからです。長期休みで学校には行かなくて良いけれど、「暇な時間」をただただ過ごすだけで、学校へ行くまでの時間をカウントダウンするだけでした。
こんな過ごし方をしていたら、「ダラダラする意味」もないように感じます。

個人的な意見ですが、経験からそう感じます。
ただ昼寝をしたり、テレビを見たりするだけで、リフレッシュできるなら、それはそれで良いと思います。でも、何日もそのように過ごしていたら、私は、虚しい気持ちになったり、嫌なことを思い出したりしました。
だから、何か心から楽しめ事を見つけれていたら、良かったなと思います。たとえそれが、マンガを読むことであっても、洋服のコーディネートを考えることであっても、時間を忘れて楽しめる事があったら、長期休みを有意義に過ごせていたと思います。

そうなんですよね。親の目線で考えたら、せっかくの長期休みなんだから、成長につながる事をして欲しいって思うんです。
でも、内気で、緊張をしやすくて、ストレスをためやすい性格の子供にとっては、そのような事より、「心を休ませること」の方が大事なんじゃないかって思うんです。私は、小さい頃にそのような時間を持てていたら、もっと違う生き方ができていたんじゃないか、と思います。
長期休みにダラダラして過ごすことは、悪いことではないと思います。でも有意義に過ごせるように、何か心から楽しめる事を見つけておく方が良いと思います。
そうじゃないと、私のように「人生は苦しいことの連続だ」って思ってしまいそうです。娘には、そう思って欲しくないです。だから、「休憩することは大切」「楽しい時間を過ごすことも大切」って伝えています。
長期休みにダラダラするのはダメ?有意義に過ごすとは?内気な娘の場合―おわりに―
私が子供の頃って、「頑張ること」が大切で、どんなに苦しくても歯を食いしばって耐えるって教えられたように思います。親からそう教わったというより、そのような風潮だったと感じます。だから、人生が苦しい事ばかりでも違和感を感じなかったです。でも、その結果、今、良い人生を送れている、とは感じれないんですよね。
娘には、「人生は楽しい」と感じて欲しいです。私と似た性格の娘が、そのように感じれるかは分かりません。でも、それが母親としての私の目標です。
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