ランチメイト症候群の原因と対策!大学の場合は?

ランチメイト症候群という言葉を最近知りました。
それは、「学校や職場で一緒に食事をする人がいないと恐怖を覚える」というもののようです。
もう社会人になって10年以上もたつと、お昼ご飯は1人の方が気楽~!と思いますが、大学生の頃は、私は「ランチメイト症候群」でした。
その時は自分なりに解決法を見つけて行動をしていましたが、振り返ると大変だったなと思います。
そんな大学時代の経験から、「ランチメイト症候群」の原因と対策についてお話します。
ランチメイト症候群の原因は?
私がランチメイト症候群になった1番の原因は、友達を作ろうとしなかったこと です。
大学生といえば、楽しいキャンパスライフを想像しますが、私はそんな事を全く望んでいませんでした。

でもサークルにも入らず、自分から友達を作る気がなかった私は、大学でほとんど友達ができませんでした。
だから、お昼ご飯を食べる時に、一緒に食べる相手がいなくて、慌てて探そうとしましたが、無理に誰かと一緒に食べるのも嫌になって、探すのをやめてしまいました。

ただ大学って、やっぱりキラキラとした場所で、友達が多いことや、楽しそうに過ごしている事が「良いこと」のような雰囲気があって、1人でお昼ご飯を食べる姿を誰かに見られるのはとても辛かったです。

でもやっぱり、
1人でご飯を食べる→友達がいない→寂しい人
と思われるのは苦痛で、まわりから見下されるような気もして、惨めな思いをするのは嫌でした。
ランチメイト症候群の対策は?
こんな風にお昼ご飯を1人で食べるのが苦痛なら、思い切って誰かに声を掛けたり、サークルに入って友達を見つけたり、いろいろな解決法があったと思います。
でも、私はとても内向的な性格で、人見知りも激しかったので、そのようなポジティブな解決法を実行するのは難しかったです。
だから、できるだけ人目につかないようにお昼ご飯を食べることに注力しました。
私がおこなった解決法は、
・ 誰もいない教室を探して、ササっとお昼ご飯を食べる
・ 次の授業の教室に行き、昼食を食べず簡単に食べれるお菓子を食べて、勉強をして講義をまつ
・ 授業のカリキュラムを、午前中で終わらせたり、午後からにしたりして、お昼ご飯を食べないですむようにする
これらの方法を駆使して、何とかランチメイト症候群を乗り切っていました。
せっかくの大学生生活を人目を避けるように過ごしていたのは勿体ない気もしますが、「大学生らしい雰囲気」って苦手だったんですよね。
私はただただ卒業ができれば良かったので、大学にいる時間をできるだけ少なくてすむようにしていました。

でも結果的に、興味がないと思っていた授業も、講義を受けてみると楽しいこともあったので、それはそれで良かった気もします。
便所飯はどうなのか?
私が大学生だった頃は、まだ「便所飯」をしていた人はいなかったと思います。
でも、トイレが「人目を避けれる安心できる場所」であったことは間違いないです。
だから、トイレの個室でご飯を食べれたら、安心してご飯を食べれるだろうな、そう思ったことはあります。

ただ、私が大学を卒業して数年たった頃、「便所飯」という言葉が出てきて、私と同じような気持ちの人が増えてきたのかな、なんて妙に納得をしました。
今思えば、お昼ご飯を1人で食べることくらい、たいしたことないような気がします。
仮に「友達がいないのかな?」とか、「寂しそう」と思われても、それほど気にする必要はなかったように思います。

ただ、大学には、高校が一緒だった人とか、幼馴染とか、ちょっとした知り合いもいたので、そのような人に「いつも1人でいるな」と思われるのは恥ずかしかったです。

いずれにしても、20歳前後でまだまだ若かったので、自分を格好よく見せたかったのだと思います。
ちなみにですが、今思えばこんな解決法もあったと思います。
・ キャンパス内だけど、人気のない外のベンチで食べる
・ 大学の最寄り駅から一駅離れたところにご飯を食べに行く
・ お昼ご飯を食べる時間をずらす

本当は、友達とワイワイ楽しくご飯を食べれたら良かったのだと思いますが、それはそれで気疲れしてしまったと思うので、私は1人でこっそりご飯を食べる、という方法が合っていたのだと思います。
ランチメイト症候群の原因と対策!大学の場合は?―おわりに―
大学にほとんど友達がいなかった私ですが、全く友達がいなかったわけではありません。
ゼミが一緒だった人と友達になって、お昼ご飯を一緒に食べていた時期もあります。
でも、大学って、友達を作ろうと積極的に動く人や、もともと知り合いがいて友達の輪を広げていける人が、楽しく過ごせる場所だと思います。
だから私のように、友達を作る勇気がない人には、過ごしにくい場所だなと感じます。
ただ、私は当時アルバイトをしていたのですが、そこがとても楽しかったので、大学がつまらない場所でも何とかやってこれました。
だから、大学がつまらない場所でも、それ以外の場所で楽しむことができるなら、それで良いのかなと感じます。
こんにちは。
ランチメイト症候群と言う言葉を初めて知りました。高校時代はお弁当だったので、どうしても友達同士で固まって食べますよね。私もまずは「お昼を一緒に食べる人」を見つけるのが課題のような感じでした。最初は同じ中学出身の人や席の近い人と食べていましたが、そのうち性格が合う合わないで別れていき固定のメンバーができるまでは落ち着きませんでした。社会人になって、会議室でみんなで食べる雰囲気の会社に入ったのですが私には苦痛でした。色んな年代の人がいて会話も続かないし。そのうち週に一度、近くの喫茶店や食堂に一人で食べに行くようになりました。
そう、大人になると一人でランチなんてまったく気になりませんよね。学生時代って大変だなと思います。
あかつきさん
ありがとうございます。
本当に学生時代って大変ですよね。そういう意味では大人の方が気楽ですよね。学生時代のヒエラルキーのようなものが本当に苦手でした。大人でも同じようなものはあると思いますが、学生時代は独特だったと思います。