彼女のネガティブを治したい!自信をもって笑顔になってもらうには?

私はとてもネガティブな性格です。
「私なんかダメな人間だ」と自己卑下してしまう事も多く、自分に自信が全くありません。
そんな私を見て、彼氏が私のネガティブを治そうとした事がありました。でも、正直なところ、

そしてその彼氏とは数ヶ月して別れました。
それから、次に付き合った彼氏は、ネガティヴな私に寄り添ってくれました。そして、少しだけ自分に自信を持つ事ができました。
どちらの彼氏も、「私を前向きにしたい」と思ってくれたのですが、何が違ったのか?経験を振り返ってお伝えします。
ポジティブを押し付ける彼氏
私が「ポジティブを押し付けられた」と感じた彼氏は、真面目で優しい人でした。私の事を大切に思ってくれている事は、とても理解していました。
ただ、その彼氏は、「理想の女性像」のようなものを持っている印象で、「男とはこうあるべき」という考えが強かったように思います。

ただ、「自分は正しい」「彼女の事を理解している」という思いも強かったので、「勝手に人の気持ちを決めつけられた」と思うことは多々ありました。
そんな彼氏は、
「ネガティブな彼女を前向きにしたい。俺の力でそうさせてみせる。」
そのように思っていたと思います。
でも、彼氏がそのように思っていると感じる度に、

と感じることもありました。
例えば、彼氏が、「もっと明るい服装にしたら、気持ちも明るくなるよ」とか、「髪型を変えてみたら?」など、見た目に関するアドバイスもしてきたんです。
でも、私としては、そんな暗い色の服を着ていたつもりはないし、そこまで地味な服装をしていたつもりはないので、

たしかに派手な服は好きじゃないけど・・・
と複雑な気持ちになりました。
また、私のマイナス思考に疲れたのか、「悲劇のヒロインぶってる」とか「私なんてどうでも良いって言ってるけど、そうでもないよね?」など、時に酷い言葉をぶつけられる事もありました。

ただ、そうやって、私のネガティブな思考と向き合ってくれた事は事実です。
彼女のネガティブ発言なんて、めんどくさいだろうし、うざいと思います。だから、彼氏なりに私のネガティブを治そうとしてくれた事は感謝しています。
でも、彼氏は、「彼女のネガティブさを治した頼りがいのある彼氏」という理想に向けて着々と進んでいると感じていたようですが、正直なところ、私はそうは感じていませんでした。
「俺と付き合って、少しは前向きになっただろう?」
そう言われて、とても返答に困まったんです。

私からすると、彼氏は、私の気持ちを置いてけぼりにして、どんどん進んでいっている感覚でした。
そして、彼氏は、「彼女はポジティブになってきている」と勘違いして喜んでいる気がしました。

そしてその後、その違和感は拭えず、彼氏とは別れることになりました。
彼女のネガティブを治すには?
そもそもなのですが、「ネガティブを治すこと」はできるのかな?と思います。
人によると思いますが、私は内気で内向的で、物事をマイナスに考えてしまう気質です。その気質は、脳の偏桃体の働きが活発で、不安や恐怖を感じやすいことからきています。

心が敏感で、些細な事にも気がついてしまうので、あれこれと深く考えてしまいます。
自己肯定感が低く、「自分がどう思うか」より「他人からどう思われるか」を気にしてしまうので、いつも不安で緊張する事が多いです。

だから、そんな自分の気質を理解し、付き合っていく事しかできないと思うんです。
いくら誰かが「ポジティブな思考」を教えてくれても、頭では理解していても、その場限りで終わります。
ただ、「ネガティブを治すこと」はできなくても、「ネガティブで苦しい時に寄り添うこと」はできると思います。

そして、そのようにしてくれたのが、次に付き合った彼氏です。
その彼氏は、私が不安で押しつぶされそうな時に、具体的な解決策や、励ましの言葉で支えてくれました。
例えば、就職活動の面接が怖くて不安な時は、面接の直前にメールをくれ励ましてくれました。また、就職をして研修が辛かった時は、毎朝メールをくれ応援してくれました。

私が「ポジティブを押し付けられた」と感じた彼氏は、私が不安でなくても、ネガティブではない時でも、私をポジティブにしようと言葉を掛けてきました。
おそらく、彼氏がそうしようと思った時に、彼氏のタイミングで、私に話をしたんだと思います。
でもその彼氏は、私が不安な時に、私が言って欲しいタイミングの時に、私を支える言葉をくれました。

また、初めの彼氏は、私の事を、「ポジティブに変えよう」と思っていました。
でも次の彼氏は、「彼女が困っている時は支えよう」と思っていたと思います。
私のネガティブさを否定するわけではなく、「こう考えたらどうかな?」とか「不安かもしれないけど俺は応援する」など、考えを押し付けず、寄り添ってくれました。

そんな彼氏のおかげで、私は不安な気持ちを減らす事ができ、本当に心強かったです。
そして、彼氏がいる安心感から、少しだけ自信を持つ事ができるようになりました。
ネガティブな性格の原因は、人それぞれなので、前向きな性格に変わることができる人もいると思います。
ただ私の場合、不安を感じやすい気質を変えることはできないので、彼氏のように寄り添ってくれる人が良かったです。

ネガティヴな私を支えるのは、本当に疲れたと思いますが、その彼氏の事は心から感謝しています。
彼女のネガティブを治したい!自信をもって笑顔になってもらうには?―おわりに―
「ポジティブを押し付けてくる」と感じた彼氏から、「悲劇のヒロインぶるな」と言われた時、「確かにそうかもしれない」と思いました。
その彼氏は、私の気持ちを決めつける事が多くて、「そんな事思っていないのに…」と思う事がたくさんありましたが、もしかしたら意外と私の事を理解してくれていたのかもしれません。
私は気質からネガティブな思考になっているので、家庭環境や過去のつらい経験からネガティブになったわけではありません。
むしろ両親からは大切に育ててもらったと思います。それなのに、自己肯定感が低くネガティブなんて、「悲劇のヒロインぶってる」部分はあるような気がします…。
コメントフォーム